2024年06月15日

ブログ統合のお知らせ

こんにちは、さくらです

ブログ更新の効率化から「さくらweb進学塾」は「進学コラム」に統合することにしました
ブログを読む方から見ても、2つに分かれているより1つのほうが都合がよいでしょう

あらためて、よろしくお願いいたします
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2024年05月12日

2024年度 4時限目「会場模試で実力を把握」

こんにちは、さくらです

GWは計画どおりの勉強ができたでしょうか
GWはミニ天王山と書いたように、GWの結果を 本当の天王山=夏休み に生かしましょう

計画どおり勉強できた人は、夏休みはもう1段階負荷をかけてもよいでしょう
勉強しすぎて困るということはありません
もっとできるなら計画に上乗せしましょう

計画どおりいかなかった人は、自分の処理能力を見誤っているかもしれません
うまくいかなかった原因を考えて、夏休みの学習計画を加減してください
ただし勉強量を減らせば、そのぶん確実に合格が遠ざかります
量を減らさないですむよう、やり方を工夫するなどして自分自身のコントロール方法を見つけていきましょう


さて、今回は6月から本格的に始まる会場模試についてお話しします

大手進学塾に通っている人は塾内の試験で実力を客観的に知ることができます
しかし、自分で受験勉強を進めている人には実力を知る機会がほとんどありません
(中学校で実施する実力試験は先生のための資料であり、生徒へのデータ提供は少ないのが普通です)

模試を受けなければ、中学校の成績だけで実力を判断することになるでしょう
学校の成績は範囲テストと授業への参加度で決まるので、それを入試の実力だと考えることはできません
中学校の成績だけで志望校を決めることはとても危険なことです
(オール5だったらみんな千葉高に入れるなら、受験勉強の苦労などないはずです)

自分で受験勉強を進めている人は定期的に模試を受けて実力を把握していきましょう


ところで、模擬試験は時期によって役割が変わってきます

夏休み前の模試の目的は「実力の把握」です

自分の客観的な実力を知ることで、志望校選びに具体性が出てくるはずです
弱点としている単元も見つかるかもしれません、夏休みに向けて課題を洗い出すことができるでしょう

夏は受験の天王山といいますが、具体的な課題もないまま、やみくもに勉強しても成果は期待できません
夏の勉強で成果を出すためには「何を」「どのくらい」頑張ればよいのか
模試の結果から勉強の方向性を明確にしておきましょう

その意味で夏休み前の模試は大変重要です、可能な限り6月7月と複数回受験しておきたいものです


夏〜秋の模試は「努力目標」です

受験とは模擬試験の判定で行けそうな高校を受けることではありません

行きたい高校に向けて努力して
行きたい高校のレベルまで実力を高めて
行きたい高校を受けるのが受験です

とはいえ、受験勉強はつらく苦しいものです
志望校という長期的な目標だけでは、途中でくじけてしまうかもしれません
模擬試験1回ごとに小さな目標を決めて、そこに向けて頑張っていきましょう
そうした小さな積み重ねが大きな成果につながるはずです

「模擬試験なんて秋に2・3回受ければ十分」なんて思っている人は、行けそうな高校にしか行けない人です


10月以降の模試は「受験校を確定する材料」です

中学校の三者面談は11月ごろにありますが、公立高校の願書提出は2月に入ってからです
三者面談だからと急いで受験校を確定する必要はありません
公立高校はどこを受けても入試問題は同じですから、すべき受験勉強も変わりありません
冬休みいっぱいまで目標に向けて努力を積み重ね、模試の推移を見ながら最終的な受験校を決めましょう


会場模試を受験する際に注意することは、できるだけメジャーな模試を受験することです
データの信憑性は受験者数と受験者層によって決まります
公立上位校を志望しているのなら、公立上位校志望者が多く受験する模試であることも大切です

千葉県の公立向け模試といえば、進学研究会の「Vもぎ」と、総進図書の「Sもぎ」が代表的です
両者に大きな差はありませんが、どちらかと言えばVもぎは上位向け、Sもぎは中位下位向けに作られている感じがします(実際、Vもぎのほうがやや問題が難しいです)
とはいえ、夏前のこの時期は試験範囲が2年までなので、どちらを受験してもほとんど差はありません
6月7月は修学旅行や部活の大会と重なってしまうこともあるでしょうから、日程的に都合のつく方を受験すればよいと思います
(6月のVもぎは締め切りまであと3日しかありませんし)

会場模試で客観的な実力を知り、志望校合格には何をどのくらい実力アップすればよいのか把握しておきましょう

進学研究会と総進図書へのリンクをつけておきますので、参考にしてください
>>進学研究会
>>総進図書
両者ともインターネットで申し込みができるので、とても便利です


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2024年04月21日

2024年度 3時限目「GWはミニ天王山」

こんにちは、さくらです

あと1週間でゴールデンウイーク(以下GWと略)がやって来ます
中3生の皆さんはそろそろ「自分は受験生だ」という自覚を持てているでしょうか
まだまだという人はこのGWを活用しましょう

このGWを「ミニ夏休み」=「ミニ天王山」にするのです

「えー、部活や試合があるのに・・・」という人もいるでしょう
たしかにGW中も部活動はあるかもしれません
でも学校の授業はありません
そのぶんは確実に時間が取れるはずです

実際、中3生がまとめて受験勉強できる機会はGW・夏休み・冬休みの3回しかありません
GWには塾の講習もないでしょうから、やった人はやらなかった人に大きく差をつけることができます
このGWに受験勉強を大きく前進させましょう

内容は既習分野(1・2年)の復習がよいでしょう
薄手の問題集ならGW中に仕上げてしまうことも可能です
そのために教科は1つに絞りましょう
(時間に余裕があっても、せいぜい2つまでにしましょう)

短期間で効果を出せるのは、やはり英語・理科・社会といった暗記系教科です
特に英語は短期間での総復習が効果的です
ここで総復習しておけば6・7月の模試で結果を出せることでしょう

すでに受験勉強を始めている人は、今やっているものを「一気に」進めるのもOK
1時限目からweb進学塾を見ている人なら、先取り学習をさらに進めるのもよいでしょう

塾に通っているなら、中3の既習内容の復習をするのもよいでしょう
展開・因数分解や平方根は練習量勝負の単元ですから効果は抜群です

ところで、ひとつだけ注意すべきことがあります
それは・・・やるからには計画通りやり遂げること!
「やり遂げた」という達成感が次の勉強への気持ちにつながります

短いGWにもかかわらず計画倒れに終わってはモチベーションが下がってしまいます
自分は「これだけやったぞ!」という気持ちになれる計画を立てましょう

したがって繰り返しになりますが、教科や範囲を絞って計画を立てましょう
問題集を決めてページの割り振りをしたら(1日のノルマを決めたら)、あとは勉強するのみです
頑張りましょう!!


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2024年04月14日

2024年度 2時限目「国語の学習」

こんにちは、さくらです

新年度が始まって1週間が過ぎました
3年生になって、受験生としての自覚は出てきたでしょうか

前回「国語については後日」と書きましたので、今回は国語の学習について書きます

あなたにとって 国語=得意教科 ならば、夏休み前まで特別な勉強は必要ありません
学校の授業をしっかり受けて、いつも通りの勉強をしましょう
漢字など知識問題はドリルや問題集で少しずつ練習をしていきましょう

問題は 国語=苦手教科 だという人の場合です

はじめに言っておきますが、国語が苦手というのは受験では大変なハンデです
日本で日本語で受験する限り国語はすべての教科の基本です
教科にかかわらず問題文の意味を取り違えれば正解を望むことはできません
その国語を苦手としているわけですから、これは何としてでも克服しなければなりません

しかし、そう簡単に身につかないのが国語力・読解力です
「この問題集を仕上げれば偏差値アップは確実!」なんて勉強法はありません
地道に文章を読み、語彙を増やし、読解問題を解いても、目に見える効果は出ないかもしれません

時間がかかるわりに効果を期待しにくい国語は、時間効率で考えれば最も非効率な教科です
過去問を始める秋以降は効率を優先せざるを得なくなるので、国語にはあまり時間を割けなくなります
秋まで苦手のままなら、国語はある程度「失点するもの」だと思って他教科の強化に努めなければなりません

しかし今はまだ4月、国語の勉強に費やせる時間はまだたくさんあります
効率は悪くても国語力アップのためにできることをやっていくべきでしょう


国語とひとことでいっても、その内容は現代文の読解、古典、漢字・語句などさまざまです

まず、この中で重要なのは漢字・語句です
千葉県では漢字が読み・書き4題ずつ合計16点も出題されるので、これは絶対に落とせません
漢字は単純暗記ですから、今からコツコツ練習しておけば確実に得点できます
漢字で失点する者は上位校には進学できないと思いましょう

次に古典です
千葉県では古文が単独の大問で出題されるので、現代文の読解が苦手な人には落とせない分野です
公立の古文は文章が短く、文法的に難しいことも聞いてこないので、まずは慣れることが大切です
これは今から焦って始めなくても、夏休み以降に問題集でコツコツ練習すれば十分に間に合います
(もちろん時間に余裕がある人は、今から始めてもOKです)

そして現代文の読解です
千葉県の国語は「聞き取り問題(リスニング)」「漢字・語句」「古典」「作文」など盛りだくさんで、実は読解の比率は全体の半分もありません
それでも、読解の割合が最も大きいことも確かですから、今のうちに少しずつ攻略していきましょう

読解の対策には問題集を解きましょう
書店に行けば高校受験向けの問題集が数多く出ているはずです
何を選べばよいかわからない人は「高校受験 国語問題集」などと検索すれば参考になるサイトが見つかるでしょう
自分の実力や志望校にあわせて、よさそうな問題集を選んでください


ところで、読解問題で得点できない原因は何でしょう
それは「出題者の大切だと考えるポイント」と「あなたの大切だと考えるポイント」がズレているからです
国語が苦手な人の多くはポイントの絞り込み方が下手なのです(練習不足といってもよい)

ポイントの絞り込み方のコツをつかまない状態で問題に当たっても、なかなか国語の得点力はつきません
「自分の考えたポイントはどこがどうズレていたのか」
「本当のポイントはどこにあって、どう見つけるのか」
解説から学び取っていかないと、いつも同じように間違えてしまいます

解説をよく読み出題者の考えるポイントを確認して、はじめて国語の勉強をしたことになるのです
そのためにも解説の充実した問題集を選んでください

しかし、国語が苦手な人にとってその作業は気が遠くなるほど苦しいものです
そもそも、文章を読む習慣が足りていないから国語が苦手なわけなので
問題を解いた後に、再度、問題文と解説を照らし合わせながら精読するなど苦痛以外の何物でもないでしょう

そういう人は通信添削を利用するとよいでしょう
通信添削では自分の答えに対して「どこがいけないのか」明確に指摘してくれます
したがって、答案を読み返すだけでポイントの確認ができます
それでも、もう一度本文を読む必要はありますが「指示してもらえる」ことは負担を大きく減らすでしょう

受験勉強で最も大切なことは「続ける」ことです
1日2日や1週間2週間ではなく、受験までずっと継続して勉強することによってのみ実力は形成されます
そのために必要なことが「習慣化」です(この言葉は前回も出てきましたね)

習慣化するためには、ひとつひとつのハードルは小さい方がよいです
身体を鍛えようと「腹筋・背筋・腕立て毎日100回ずつ」なんて目標を立てても、ふつうの人は続かないのです

国語が苦手な人は、そもそも国語の勉強などしたくないのですから
なるべく負担の小さくて済む方法をとった方が長続きできます
とはいえ、やってみればわかりますが、通信添削もかなりエネルギーがいるものです
挫折しそうになることも多いと思いますが、「これでも楽な方法なんだ」と自分に言い聞かせて頑張って続けてください

継続は必ず力になります
今やっていることが、秋には大きな貯金となってあなたに返ってきます


中学生向けの通信添削は進研ゼミとZ会が有名ですが、進研ゼミは5教科まとめての勉強しかできません
国語だけ添削を使いたいという場合はZ会がおすすめです
(逆に5教科すべて使うのならZ会はおすすめしません、負担が大き過ぎて続けられなくなるからです)

Z会の資料請求は、こちらから>>【Z会中学コース】



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2024年03月19日

2024年度 1時限目 「春休みから受験生になろう」

こんにちは、さくら進学クリニックのさくらです

このブログは千葉県の公立上位高校受験生に情報提供するサイト『さくら進学クリニック』の1コーナーです
web進学塾という名前のとおり、webを通じて進学塾のサービスを提供していきます
とはいっても、webですから実際の塾とは少し違いがあります

塾なのに勉強は教えません
そのかわり進学塾ならではの学習アドバイスを時期に応じて発信していきます
さくら進学クリニックの1コーナーなので、時期や内容は千葉県の公立上位高校受験に合わせています
ただ、どの県でも公立の問題は教科書をベースに作られているので、千葉以外の方にも参考になると思います

塾なのに授業料はいただきません
高校受験は大半が経験する関門ですが、塾に家庭教師に湯水のようにお金を出せる人は多くないでしょう
こんな時代ですから、余計なお金を使わずに志望校合格を目指すというのは賢いやり方です

もちろん勉強に必要な参考書や問題集を買わないわけにはいきません
状況によっては通信添削や塾に通うことをすすめる場合もあります
それでも、そういう出費を最小限に抑えられるようアドバイスしていきます

受験までの1年間、よろしくお願いいたします


1年間よろしくと書きましたが、2025年の千葉県公立高校入試は2月18・19日です
公立入試まで残り1年どころか、11か月しか残っていません
ぼやぼやしていたら受験勉強の時間はどんどんなくなります、この春休みから受験生としての勉強を始めましょう
とはいえ、初めての受験勉強で困るのは「いつまでに何をすればよいのか」わからないことです
勉強するのは当然だとしても、いつ、どんな教材を使って、どういう形で勉強したらよいのか
苦手科目はどう克服するのか、入試問題にはいつから取り組むのか、見当がつかないかもしれません

そこで受験までの1年間をさかのぼって考えてみましょう
受験から逆算していくことで、今やるべきことが見えてくるはずです

千葉県の高校入試は1月17日から私立入試、2月18・19日に公立入試があります
冬休みが終わると10日ほどで私立入試が始まるので、冬休みは入試直前の最終調整期間になります

冬休みに最終調整に入るには、冬休み前までに少なくとも私立の過去問は終えていなければなりません
(公立は入試が2月下旬なので焦って過去問をこなす必要はありません)

私立の過去問研究にはかなりの時間を必要とします
過去問題集は5〜7年分くらいの問題が掲載されています
上位私立校では5教科の入試を行う高校(渋幕・市川・秀英・芝柏・専松など)が増えてきているので
これらを5年分やるだけで 5教科×5年=25回分もの試験問題をこなすことになります
1日1つずつ実施したら1か月かかる計算です(実際には休日にまとめて進めたりすると思います)
もちろん実施して終わりではなく、間違えた問題の解き直しや2回目の実施なども必要になってきます

千葉県北西部(都市部)の上位校を目指す受験生で、公立だけしか受験しない人はまずいないでしょう
私立も含め2校3校と受験すれば、そのぶん時間がかかることになります
そう考えると、過去問は遅くとも11月初めには取り掛からなければなりません
未習事項があっては過去問に取り組めないので、10月末には中学内容を終えなければならないことになります

ここまでくると目標が見えてきましたね
10月末を目標に中学校の先取り学習を始めましょう

と書くのは簡単ですが、実際に10月末までに中学内容を先取りしていくのは大変なことです
特に部活動がハードな人は1学期中は思うように進められないかもしれません
そこで勉強の優先順位を知っておきましょう

上に書いたように、10月末までに中学内容を終えるのは過去問に取り組むためです
過去問に取り組む際に未習事項があると特に困るのは数学と英語です

数学は入試で出題される内容の大半が中3内容です
「因数分解」「平方根」「2次方程式」などの計算はもちろん
「2次関数」「相似」「円」「三平方の定理」などで未習事項があると問題の根幹が理解できません

英語も中3内容に未習部分があると長文を読み進めることが困難になります
入試問題は長文読解が中心なので、これが読めなくては過去問に取り組む意味がありません

したがって、部活などで時間が取れない人は数学と英語だけでも先取りをしましょう

次に取り組みたいのは社会です
中3で学ぶ公民は地理や歴史に比べ、とらえるべき流れが少なく単純暗記の部分が多いのが特徴です
単純暗記であれば「とにかく覚える」ことで力をつけられるので短時間で効果を出すことができます
少なくとも理科よりは時間がかからないでしょう

また、中3前半はまだ歴史(近現代)なので、他の教科と違ってすでに教科書を持っています
春休みからガンガン先取り勉強を進められます
春休み中に歴史をすべて終えて、4月に教科書をもらったら直ちに公民に入れるようにしておきましょう

理科は「運動とエネルギー」「イオン」「天体」など、教えてもらわないと理解しにくい単元が中3に集中しています
そこで、暗記中心の単元(生物分野)から進めていくとよいでしょう
教えてもらわないと理解しにくい単元は確認だけしておいて、学校の授業で補完しましょう
あらかじめ「この単元は理解しにくいぞ」とわかっているだけでも、自分でやっておく価値があります

国語は1年間で成果を出すのは容易ではない教科です
これは後日、別枠でお話ししたいと思います


先取り学習は教科書や参考書で内容を理解して問題集で練習していきましょう
(教科書は4月にならないと手に入らないところが難点ですが)

参考書と問題集は同じシリーズで揃えると使いやすいでしょう
学研の「ニューコース」シリーズや、文英堂の「シグマベスト くわしい」シリーズなどが定番ですが
自分で書店に行き、実際に手に取って使いやすそうなものを選ぶとよいと思います

学習の目的は中学内容の先取りですから、難しい問題を解く必要はありません
教科書レベルの習得ができれば十分です
難問を解くヒマがあったら、どんどん先に進んでさっさと中学内容を終えてしまいましょう
ただし、やっていくそばから忘れていっては意味がないので、定着のための練習量は確保してください

問題集のかわりに学校で配布されるワークでもかまいませんが
上位校を目指す生徒にはワークだけでは問題演習量が不足するかもしれません

1学期の家庭学習は受験勉強の 習慣化 も大きな目的のひとつです
習慣化のためには、日々の勉強内容はあまり難しすぎないほうが好ましいです
問題が難しいと、なかなか先へ進めずに気が滅入ってきて習慣をつけにくくなってしまうからです
同じ意味で、日々の勉強量も初めはあまり多くない方がよいです、習慣ができたら増やしていきましょう

習慣化という言葉は受験生にとって最も重要なキーワードです
今後も出てきますので気にしておいて下さい
(受験勉強は「やる気ではなく習慣だ」というのが私の考えです)

まずは、春休みから先取り学習を始めましょう
春休み中に1〜2か月ぶん先に進んでおくと、4月以降の受験勉強が楽になります
ちなみに、私の塾「さくら進学塾」では、数学は春休み中に第2章「平方根」まで進みます
進学塾ならどこもそんな進度でしょう
塾に通っている人に置いて行かれないように、しっかり頑張ってください
posted by さくら at 17:50| Comment(0) | 学習指示 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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