県内私立入試がほぼ終了し、あとは公立入試を残すのみとなりました
私立が終わってから公立入試までは1か月もあります
1か月もあると何をしたらよいのか悩んでしまうかもしれません
そこで今回は、公立上位校を目指す人のための「私立入試後の公立対策」のポイントをお話しします
千葉県公立高校の共通問題は、上位校を目指す生徒ならば
80点までは比較的容易に取れるものの、90点以上はなかなか難しい難易度設定になっています
特に数学や国語は90点以上の得点者が非常に少ない年も多く、高得点を取るのは容易ではありません
しかも、その場で考える思考系教科であるため、当日の出来次第の要素が大きく、得意であったとしても90点以上を確実に取るのは難しい状況です
それに比べると、暗記系教科である英語・社会・理科は準備さえ十分であれば90点以上を狙っていけます
千葉県の共通問題で最も高得点が可能な教科は英語です
私立上位校対策をしてきた生徒ならば、今まで通りの勉強で十分に高得点が可能でしょう
社会も高得点しやすい教科です
ただし、社会はほぼ100%暗記の教科ですから、高得点のためにはそれなりの学習量が必要になります
「全部できた場合に得点を与える」「漢字○字指定」など出題方法がいやらしい問題もあるので、大雑把な勉強ではなかなか90点以上にはたどり着けません
また、参考書や問題集に載っているような「よく出る問題」ではない問題が出題されたりもします
90点以上を狙うなら「あまり出ない問題」も得点できるようになっておきたいものです
入試問題は教科書をもとに作られているので、教科書をすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしましょう
理科は計算問題など思考系の問題も含まれるので、問題によっては高得点が難しい場合もある教科です
そんな中でも、やはりポイントになるのは知識問題の出来です
思考力が必要な問題は難易度が高いものも多く、解くための時間もそれなりに必要になります
知識問題を短時間でクリアできれば、思考問題にじっくり取り組むことができるでしょう
理科も社会と同様に「よく出る問題」だけでは高得点を取ることはできません
やはり、教科書に載っていることはすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしていきましょう
とはいえ、だらだら教科書を読んでいては非常に能率の悪い勉強になってしまいます
そこで、中学校で配布された教科書ワークを使って問題形式で確認していきましょう
教科書ワークは公立上位校を目指す受験生の最終チェックに大変有効です
(しかも学校で配布されているのですから、新たにお金もかかりません)
知識の確認が目的ですから、思考問題はパスしてかまいません
思考問題は引き続きTel帳で演習していきましょう
理科、社会とも中学の全範囲を終わらせないと意味がないので、計画を立てて確実にこなしていくようにしましょう
残り1か月あるとはいえ、1日で10ページとか20ページとかガンガンこなしていかないと、3年分はとても終わりません
目的をしっかり理解して要領よく取り組んでください
特に、記憶が消えていそうな「1年の内容」は、しっかり見直しておきましょう
残り1か月間、ここが最後の頑張りどころだと思って、めいっぱい勉強に励んでください
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ラベル:高校受験、高校入試、公立高校