2023年01月24日

2022年度 20時限目「私立入試後の公立対策」

こんにちは、さくらです

県内私立入試がほぼ終了し、あとは公立入試を残すのみとなりました
私立が終わってから公立入試までは1か月もあります
1か月もあると何をしたらよいのか悩んでしまうかもしれません
そこで今回は、公立上位校を目指す人のための「私立入試後の公立対策」のポイントをお話しします

千葉県公立高校の共通問題は、上位校を目指す生徒ならば
80点までは比較的容易に取れるものの、90点以上はなかなか難しい難易度設定になっています

特に数学や国語は90点以上の得点者が非常に少ない年も多く、高得点を取るのは容易ではありません
しかも、その場で考える思考系教科であるため、当日の出来次第の要素が大きく、得意であったとしても90点以上を確実に取るのは難しい状況です

それに比べると、暗記系教科である英語・社会・理科は準備さえ十分であれば90点以上を狙っていけます

千葉県の共通問題で最も高得点が可能な教科は英語です
私立上位校対策をしてきた生徒ならば、今まで通りの勉強で十分に高得点が可能でしょう

社会も高得点しやすい教科です
ただし、社会はほぼ100%暗記の教科ですから、高得点のためにはそれなりの学習量が必要になります
「全部できた場合に得点を与える」「漢字○字指定」など出題方法がいやらしい問題もあるので、大雑把な勉強ではなかなか90点以上にはたどり着けません

また、参考書や問題集に載っているような「よく出る問題」ではない問題が出題されたりもします
90点以上を狙うなら「あまり出ない問題」も得点できるようになっておきたいものです
入試問題は教科書をもとに作られているので、教科書をすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしましょう

理科は計算問題など思考系の問題も含まれるので、問題によっては高得点が難しい場合もある教科です
そんな中でも、やはりポイントになるのは知識問題の出来です
思考力が必要な問題は難易度が高いものも多く、解くための時間もそれなりに必要になります
知識問題を短時間でクリアできれば、思考問題にじっくり取り組むことができるでしょう

理科も社会と同様に「よく出る問題」だけでは高得点を取ることはできません
やはり、教科書に載っていることはすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしていきましょう

とはいえ、だらだら教科書を読んでいては非常に能率の悪い勉強になってしまいます
そこで、中学校で配布された教科書ワークを使って問題形式で確認していきましょう
教科書ワークは公立上位校を目指す受験生の最終チェックに大変有効です
(しかも学校で配布されているのですから、新たにお金もかかりません)

知識の確認が目的ですから、思考問題はパスしてかまいません
思考問題は引き続きTel帳で演習していきましょう

理科、社会とも中学の全範囲を終わらせないと意味がないので、計画を立てて確実にこなしていくようにしましょう
残り1か月あるとはいえ、1日で10ページとか20ページとかガンガンこなしていかないと、3年分はとても終わりません
目的をしっかり理解して要領よく取り組んでください
特に、記憶が消えていそうな「1年の内容」は、しっかり見直しておきましょう

残り1か月間、ここが最後の頑張りどころだと思って、めいっぱい勉強に励んでください


クリックでランキングに投票できます。(クリックするとランキング画面が開きます)
記事が参考になりましたら、1つといわず2つとも「カチカチと」クリックお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ
posted by さくら at 04:44| Comment(0) | 学習指示 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月07日

2022年度 19時限目「冬休み以降の受験勉強」

明けましておめでとうございます、さくらです
今年もよろしくお願いいたします

冬休みが終わり、県内私立高入試が目前に迫ってきました
過去問をひととおり終えて、これから何をすればよいのかという人もいるでしょう
そこで、今回は冬休み以降の勉強について書きます

これからは入試本番に向けた準備体操の期間です
いままで培ってきた実力を本番で100%発揮できるように準備していきましょう

数学では「計算問題」「一行問題」でのミスが命取りになります
スピードと正確さが鈍らないよう毎日練習しましょう
Tel帳(全国高校入試問題正解)を持っているのなら、計算問題と一行問題を抜き出して解くとよいでしょう

国語や英語では読解力のキレを落とさないよう、コンスタントに「読解問題」「長文問題」を解きましょう
「1日1題」とか「2日で1題」とか、自分のやりやすいペースで進めてOKです
これも教材はTel帳を使えばよいでしょう

もちろん、「漢字」「英単語・熟語」のチェックも欠かさないようにしましょう
身につけたはずの実力がサビついてはいないか、しっかり確認してください


・・・と、ここまで書いたことは受験勉強の中心ではありません
毎日の勉強に入試に向けた「準備体操の勉強」を入れましょうということです
受験勉強の中心はあくまでも問題演習です
今までどおりTel帳や受験向けの問題集で問題演習を進めてください

以前も書きましたが、この時期に大切なことは「新しい教材に手を出さないこと」です
書店に行くと「○○日で完成」といった直前期用の問題集が並んでいます
タイトルはいかにもそそりますが、上位校を目指す受験生はそんなものに手を出してはいけません
今まで使ってきた問題集を2回3回と繰り返し解いていきましょう

短期間で完成するような問題集は「よく出る問題」を選んで編集されています
この時期になっても知識に穴が多い生徒であれば、よく出る問題に絞ることは効果があります
しかし、それは「50点しか取れない生徒が65点を目指す」勉強です

公立上位校に合格するためには入試で高得点が必要です
この時期には、暗記科目では80点以上は取れるようになっていなければなりません
公立上位校を目指す生徒にとって「よく出る問題」は「習得済みの問題」のはずです

使い慣れた問題集には自分の弱点がピックアップされているでしょう
自分専用に出来上がったその問題集を使うことが最も効果の出る勉強です
1回目2回目で出来の悪かった問題を入試まで繰り返し演習していきましょう

つまり、入試直前期の勉強は今までの勉強の延長なのです
この時期に成果を出すために、今までTel帳などの問題集をこなしてきたのです
2回目3回目は確実に効果が出ます、しっかり頑張りましょう



クリックでランキングに投票できます。(クリックするとランキング画面が開きます)
記事が参考になりましたら、1つといわず2つとも「カチカチと」クリックお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ
posted by さくら at 20:51| Comment(0) | 学習指示 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月18日

2022年度 18時限目「ラストスパートの冬はもう始まっている」

こんにちは、さくらです

冬休みまで1週間となりました
冬休みはまとめて勉強ができる最後の機会です、もう計画は立てましたか

夏休みが「受験の天王山」なら、冬休みは「受験の関ヶ原」です
天王山は方向性を決める戦いですが(光秀と秀吉との信長の跡目を巡る戦い)
関ヶ原は天下を決める戦いです(こっちは追加説明の必要はありませんね)
冬休みで受験の趨勢はほぼ確定すると言ってよいでしょう

冬休みが明ければ10日で私立高入試が始まります
体調第一で無茶な勉強はできなくなります
冬休みは目一杯勉強できる最後のチャンス
朝から晩まで勉強して勉強して勉強して勉強して勉強して
合格を引き寄せませましょう

そのためにも何を勉強するのかは大切です
過去問や模試の結果から、最後に強化すべき点を絞り込みましょう

ただし、冬休みの勉強の中心はあくまでも総合演習です
公立上位校合格のためには、全教科まんべんなく得点できる必要があります
特定の単元や教科に絞り込みすぎてはバランスを欠いた勉強になります
Tel帳など今までの勉強を中心に据えつつ、強化すべき内容を盛り込みましょう
(そのためにも絞り込みは大切です)

もうひとつ、冬休みは学校が休みになってから始まるのではありません
自分が冬休みと思った瞬間から冬休みです
計画を立てたら、もう冬休みの勉強に入ってOK!
学校があっても、塾があっても、冬休みの勉強はできます

これから冬休み明けまでの3週間が最後のスパートの時期です
もうこれ以上は無理、というくらい勉強しましょう


クリックでランキングに投票できます。(クリックするとランキング画面が開きます)
記事が参考になりましたら、1つといわず2つとも「カチカチと」クリックお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ
posted by さくら at 17:29| Comment(0) | 受験生の心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年11月23日

2022年度 17時限目「冬休みまでの受験勉強を確認する」

こんにちは、さくらです

早いもので、冬休みまで残りひと月となりました
今回は冬休みまでの受験勉強を確認したいと思います
「この時期は過去問じゃないの?」という人はweb進学塾をよく読んでくれている人ですね

確かにこの時期は過去問が大切です
しかし、過去問だけやっていればよいわけではありません
今までやってきた受験勉強も並行してやっていく必要があります

具体的にはTel帳(全国高校入試問題正解)を使った問題演習です
(もちろんTel帳でなくても、今までやってきた問題集でOKです)

夏休みから始めたTel帳はそろそろ2回目に入っているでしょうか
「まだ1教科も終わっていない」なんて人はいませんか
Tel帳は数をこなさないと効果の出ない教材です
中途半端に終わってしまうなら、もっと薄い問題集にしておけばよかったということになります

今からでも遅くありませんから、毎日コンスタントにこなしていきましょう
今から1日1県ずつやっても、年内に47都道府県の8割はこなせます

全教科均等にやっていたら「とても終わらない」という人は理科・社会に集中しましょう

1月に入ると私立入試が気になって理社の勉強が手薄になります
そのため、年内にできるだけ完成しておかないと不安が残ってしまいます
(5科受験の私立も増えてはいますが…)
理社は公立入試で合否を分ける暗記系教科ですから取りこぼしは許されません
年内に理社をほぼ完成させておくことは、公立上位校を目指す受験生に必須の条件です

Tel帳以外では漢字練習をコツコツ進めておきましょう
公立では漢字の配点が18点もあります、私立でも漢字が出題されない学校はまずありません
漢字で失点する人は上位校に進学する資格はないと思いましょう

これらの勉強を毎日こなした上で過去問を進めていかなくてはいけないのです
そう考えると、学校のある平日に過去問をやるのは難しいことがわかるでしょう
過去問は休日を利用して、まとめて実施するようにすると無理なくこなしていけると思います

最後に、これからの時期に気をつけたいことを書いておきます
それは 新しい教材に手を出さないこと! です

入試が近くなってくると誰でも焦りが出てきます
焦りが出てくると「こっちの問題集のほうが効果が出そうだ」と新しい教材を使いたくなります
それは大きな落とし穴です

千葉県の公立入試は「思考力」よりも「訓練度」を試される問題が中心です
3種類のテキストを1回ずつやるより、1つのテキストを3回やったほうが高得点を取れます
今まで使ってきた教材を繰り返し練習して完成度を高めてください
Tel帳をやってきた人なら、Tel帳と過去問で十分です(漢字・計算などのドリルは別ですが)

すでに「やるしかない」時期に入っています、パワー全開で頑張りましょう


クリックでランキングに投票できます。(クリックするとランキング画面が開きます)
記事が参考になりましたら、1つといわず2つとも「カチカチと」クリックお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ
posted by さくら at 04:38| Comment(0) | 受験生の心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年10月29日

2022年度 16時限目「過去問の取り組み方」

こんにちは、さくらです

まもなく11月、先取り学習の終わりが見えてくる頃だと思います
同時に、私立の受験校を絞り込んでいく時期でもあります
私立の受験校が決まったら、過去問(過去の入試問題)の研究に取りかかりましょう

というわけで、今回は「過去問の取り組み方」について講義します

はじめにお断りしておきますが、過去問の取り組み方は語る人によって様々です
ここに書いたことは私個人の考える方法で、考え方のひとつだと受け取ってください


「過去問研究の目的」


過去問研究の目的は
出題傾向を知ること
時間配分のトレーニングをすること の2点です

これをしっかり理解しておかないと、「ただ問題集を解いて終わり」となってしまいます
目的を明確に把握して過去問に向かいましょう


「過去問に取り組む際の注意点」

1.過去問はテストとして実施すること

必ず時間を計って実施し、実施後はすみやかに採点しましょう
ふつう過去問には解答用紙がついているので、コピーして使うと臨場感が高まります
マークシートの学校では必ず解答用紙を使用し、マークシートの練習をしておきましょう

時間配分のトレーニングのためには、本番と同じ時間で実施しなければ意味がありません
出題傾向には問題の難易度も含まれていますが、難易度は解答時間によって変わってきます
時間が限られているからこそ難易度が高くなる問題もありますから、必ず時間内で実施するようにしましょう

2.私立の過去問は冬休み前までに終わるよう計画を立てよう

過去問の目的は出題傾向を知ることだと書きましたが、知るだけでは目的は達していません
よく出題される単元が苦手分野であったら、その単元を鍛えなければならないでしょう
対策をしなければ、傾向を知った意味はないのです

その対策をいつ行うのかといえば冬休みしかありません
冬休みが終われば、私立入試まで10日ほどしかないのですから

したがって、冬休みまでに過去問研究を終え出題傾向をつかんでおく必要があります
残り時間は2か月弱しかないので、計画を立てて確実に消化していくようにしましょう
私立受験校が3校程度で1校は入試相談ありなら、土日にまとめてやっても2か月あれば十分でしょう
(例えば、県船橋志望で昭和秀英・日大習志野・八千代松陰のような併願パターンのような場合です)

公立は入試が2月下旬ですから、過去問を急いで進める必要はありません
年内は1・2回やってみて入試問題の様子が分かれば十分です
過去問は5年分くらいしか入っていないので、あまり早くやってしまうと入試前に困ることになります
私立入試後に直前の最終確認ができるよう2・3回分は残しておきましょう
11月〜2月まで、実力がついてきていることを確認しながら少しずつ進めていくとよいでしょう

3.データはしっかり残しておこう

過去問の目的は傾向を知ることにあるのですから、気づいたことはすぐにメモしましょう
人は忘れていく生き物です、すぐにメモしておかないとどんどん脳から消えてしまいます
出題傾向だけでなく、「この問題は後回し」とか「これは捨て問題」など時間配分に関するメモも残しておきましょう

過去問にはふつう合格最低点が載っているので、自分のその学校に対する到達度がわかります
複数年度にわたって自己分析するために、得点は一覧表を作って記入しておきましょう
学校や塾の先生に相談するときにも、一覧表を見せればアドバイスをもらいやすいでしょう

4.解き直しに時間をかけすぎない

私立では難易度の高い問題が多く出題されるので、高得点を取るのは難しいでしょう
間違えた問題をすべて解き直して理解しようとすると、大変な労力と時間が必要になります
過去問の目的は出題傾向を知り勉強に生かすことにあるわけですから、すべての問題ができるようになる必要はありません

解き直しは合格点に届く程度までで十分です
(時間がかかりすぎるようなら、合格点に届かなくてもOKです)
私立は難易度が高いぶん合格最低点も低めであることが多いので「捨て問題」も存在します
捨て問題の解き直しなど、まったくやる必要はありません

解き直しに時間をかけるのなら、そのぶんの時間を頻出単元の苦手対策にまわしましょう
昨年や一昨年に出た問題は、いくら解けるようになっても今年の入試には出ないのですから
(もちろん、公立対策に不安な部分があるならそっちが優先です)


「公立受験校で悩むなら、お正月の過去問で判断を」


最後に、公立限定の過去問使用法をひとつ教えます

公立の受験校で悩んでいる人(例えば県船橋か薬園台か)は、お正月に3回分くらい過去問を解くとよいでしょう

お正月から公立入試までは2か月近くあります
この段階で志望校の合格点に20〜30点足りない程度であれば、残り期間で何とかできる可能性があるでしょう
しかし、50点も60点も足りないようでは、ここから死にものぐるいで頑張っても上乗せは難しいと思います

合格点の目安は塾や学校の先生に聞いてください、進学コラムでも3月に得点開示報告として掲載しています
さくら進学クリニックの「県内公立上位校の入試状況」にも、過去5年分の合格点の目安を載せています
2020年までの前期選抜の合格点は「上位60%ライン」の得点なので、それよりは少し下に見るとよいでしょう

朝から本番と同じ時間帯で実施して、しっかり採点して、受験校選びの材料の一つにしてください
(2021年からは2日間に分かれたので朝から同じ時間帯とはいきませんが)



クリックでランキングに投票できます。(クリックするとランキング画面が開きます)
記事が参考になりましたら、1つといわず2つとも「カチカチと」クリックお願いします。
にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ人気ブログランキングへ
posted by さくら at 21:28| Comment(0) | 受験生の心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする