3学期制の中学校では、まもなく1学期の中間試験がやって来ると思います
(2期生の学校は、まだ1か月ほど先でしょう)
中学3年生の定期試験は、中1・中2とは違う気持ちで臨まなくてはなりません
「そりゃあ受験生だから、内申書のことを考えたら定期試験でいい点取らなきゃいけないのは当然でしょう」と言われるかもしれません
確かに内申のことを考えたら、定期試験で1点でも多くとりたいのは事実です
しかし、私が言いたいのはそういうことではありません
千葉県の公立後期選抜では、ほぼ全ての上位校で「内申と学力試験の比率」は以下のようになっています
内申135点+学力試験500点=総得点635点満点
(内申は5段階×9科×3年=135点満点、学力試験は100点満点×5科=500点満点)
実際には多少複雑なステップがあるのですが、ほぼ上記の計算式で総得点の高い者から合格になります
千葉県の上位校は、学力試験の比率が内申の3.5倍以上という「学力重視」の入試なのです
(前期選抜では、県船橋が内申0.5倍、千葉東が0.4倍など、さらに内申比率が低くなっている学校もあります)
定期試験前だから、「受験勉強を一時ストップさせよう」とか、「1・2回塾を休んで試験勉強しよう」とか考えている人はいませんか
「内申の1点」と「学力試験の1点」は同じですから、そうまでして定期試験で点数を取って内申点を2・3点上げても、学力試験で単純な計算問題を1つミスすれば−5点で水の泡となります
(数学の計算問題は、公立前期では1問5点、後期では6点です)
しかも、内申点の計算は「1学年45点満点×3年」ですから、中3になった段階ですでに90点分の内申点は確定しており、中3生が努力で左右できる内申点は「わずか45点」しか残っていないのです
45点とは、学力試験500点の10分の1以下です
千葉県の高校受験生にとって、「受験勉強」は「定期試験勉強」の10倍以上重要なのです
したがって、千葉県の中学3年生は定期試験対策に力を入れすぎてはいけません
たとえ試験直前であっても、受験勉強は「いつも通り」こなしていくべきで、ましてや塾を休むなどということはあってはならないことです
(私の塾「さくら進学塾」では、定期試験前に塾の授業を休むことを禁止しています)
現在の絶対評価による評価方法では、クラスで5・6番程度でも「5」をもらえたりします
こういう評価方法では、「クラスで1番」を目指すような勉強は得策ではありません
(クラスで1番になっても、「その場限りの栄光」に過ぎません)
「1番を目指す勉強」を「5番でもよい勉強」に変えれば、試験前といえども受験勉強の時間を多少は確保できるでしょう
受験生は「○○があったから、今日は受験勉強ができなかった」と言い出した段階で、志望校合格が遠ざかっていきます
限られた「持ち時間」で、いかに効率よく志望校に合格できる力をつけていくかを考え、繰り返し試行錯誤していきましょう
それが、社会に出てから最も必要とされる「能力」を育みます
社会に出れば、限られた時間と資金で成果を出さなければ、評価はされないのですから
中3最初の定期試験は、この先の「受験勉強の進む方向」を決定づける重要な分かれ道となります
しっかり計画して乗り切りましょう
クリックでランキングに投票できます。(クリックするとランキング画面が開きます)
記事が参考になりましたら、1つといわず2つとも「カチカチと」クリックお願いします。
「さくら進学クリニック」トップページへ
「さくらweb進学塾」トップページへ


