2017年07月16日

2017年度 9時限目「夏休みの学習計画」

こんにちは、さくらです

夏休みまで1週間を切りました、もう夏休みの学習計画は立てたでしょうか
今回は夏休みの学習計画を立てるときのポイントを話したいと思います

1.やり遂げられる計画を立てよう

学習計画の中身に入る前に大切なことを言っておきます
夏休みの勉強は弱点分野の強化など中身の部分はもちろん大切です
しかし、それと同じくらい 達成感 というメンタルな部分も大切です
今年の夏休みは「つらかったけど、これだけやり遂げた」という気持ちが次への自信と希望につながります

受験勉強は夏休みで終わりではありません
過去の入試問題に取り組んでいく秋以降のほうが、むしろ本当の意味での受験勉強だともいえます

過去問は決して易しくはありませんから、思うように得点できずくじけそうになることもあるでしょう
そんな厳しい秋の勉強に自信と希望を持ってつなげていくための勉強が夏休みの勉強なのです
そのために、達成感の持てる「やり遂げられる計画」を立てましょう

とはいえ、公立上位校を目指す受験生なら多少は無謀とも思える計画を立てることも必要です

公立の入試問題は基本・標準レベルの典型(パターン)問題が大部分を占めています
上位校では典型問題を確実に得点することが合格のための絶対条件です
典型問題の訓練度が合否を分けますから、数をこなす勉強を避けることはできません

そこで、「絶対にやり遂げたいもの」と「それ以外」との順位づけをしっかりしておきましょう
計画どおり進まずに途中で修正を迫られる場合があっても
「絶対にやり遂げたいもの」を優先していくことで「最低限の目標」が達成できるようにしておくのです
(もちろん、修正することを前提に手抜きしてしまっては意味がありません)

受験の天王山とはいっても、毎日が勉強づけの夏休みが送れるわけではありません
受験生だって人間ですから、やる気の出ない日もあります
そんな場合でも、「これだけはやり遂げた!」と思えるものを中心に据えた計画にしましょう


2.問題集を解こう

夏休みの勉強は教科書や参考書をダラダラ読んでいてはいけません
(そんな勉強なら昼寝でもしていたほうがましです)
問題を解くことで出題パターンを知り、実戦力を養っていきましょう

理科・社会のような暗記教科も問題を解くことで「覚えている・いない」を整理でき、能率よく暗記ができます
まず問題を解き、覚えていないものを抜き出した上でひたすら覚えましょう

どんな問題集をやればよいか悩む場合は、学校や塾の先生(あなたの実力をわかっている人)に相談して
あなたの実力や志望校に合ったものを紹介してもらうとよいと思います

もちろん、前回・前々回に紹介した全国高校入試問題正解(Tel帳)に取り組むのもよいでしょう


3.苦手教科・苦手単元の克服をしよう

教科の中での苦手分野がわかっているなら、苦手分野を集中して訓練しましょう
その場合、克服する分野はできるだけ絞り込んでおきましょう
手を広げすぎてしまうと、どれも終わらなかったなんてことにもなりかねません

例えば、数学が苦手だからといって「1年〜3年の数学を全部復習しよう」などという目標を立てたら失敗します
「方程式の文章題と空間図形を克服しよう」など、単元を絞って集中的に練習することが成功のカギです

苦手克服を目指して達成できないと、ますます苦手意識が増大してしまいます
やるからには「必ず終わる」計画を立てましょう


4.夏期講習は復習までやって完成

夏休みは塾の夏期講習に参加する人も多いと思います
夏期講習には重要単元を組み込んでいる塾が多いので、かなりの実力アップを図ることができるでしょう

ただし、それは復習が十分にできてのことです
塾に行くだけで実力がアップするなら、こんなに楽なことはありません
しかし、あなたの周囲にいる塾に通っている生徒がみんな優秀というわけではないでしょう

使い方を誤っていては、塾に行っても十分な成果を出すことはできないのです
塾で学んできたことを確実に定着させるために必ず復習するようにしましょう

「復習って何をどうすればいいの」という人は塾の先生に聞いてみましょう
その塾にあった方法をアドバイスしてくれるはずです


最後に、もう一度大切なことを言っておきます

夏休みの計画は「やり遂げること」が最も重要です
立派な計画を立てたけど「あれもこれも終わらなかった」では、秋以降の勉強のモチベーションに影響してしまいます

例えば、Tel帳5教科を1県ずつこなして、単語や漢字、計算の練習をやったら夜になってしまうでしょう
さらに弱点克服の勉強を入れようとしても、取れる時間はあまり残っていないはずです

1日4時間も5時間も夏期講習の授業がある人は、Tel帳を5教科こなすことすら難しいと思います
自分の使える時間を十分考慮して、無理のかかりすぎない計画を立ててください
(でも、夏休みですから多少の無理はしましょう)

計画を立てたら、あとは頑張るのみです
頑張りましょう!


旺文社 2018年受験用「全国高校入試問題正解」

Tel帳は「教科ごとの分冊」と「英数国3教科合冊」「理社2教科合冊」があります
使い勝手は分冊のほうがよいですが、5教科買う場合は合冊のほうがお得です
上位校を目指すなら、やらなくてよい教科などありませんから合冊で買うことをおすすめします
ただし合冊は厚くて重いので持ち歩きには向きません、図書館などで勉強したい人は注意してください

5教科買うとかなり重いので、本屋で買うより通販のほうが楽です
(ただし、あらかじめ書店などで見ておくことをおすすめします)












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2017年07月11日

2017年度 8時限目「全国高校入試問題正解の使い方」

こんにちは、さくらです

前回は夏休みから取り組みたい問題集として 旺文社 全国高校入試問題正解(以下、Tel帳と略)を紹介しました
どんなものか書店で見てみた人もいるかもしれません

Tel帳と呼ばれるくらいで分厚く重く文字も細かく、やり通すにはエネルギーのいる教材です
それだけに、やり通せば大きな効果を期待できます
今回はこのTel帳の使いこなし方をお話ししましょう

Tel帳は前年の全国47都道府県の公立高校と主要国私立高校の入試問題を集めた問題集です
入試問題ですから中学校の全範囲から出題されています
したがって、未習事項があってはTel帳をすべて解くことはできません

3月4月からweb進学塾を見て先取り学習をしてきた人なら、夏には未習分野はだいぶ少なくなっていると思います
先取り学習するようにすすめてきたのは、夏休みからTel帳に取り組みたいからでもあるのです

とはいえ、web進学塾を見ているすべての受験生が先取りをしているわけではないでしょう
ほとんど先取りしていない人も含めて、状況に応じたTel帳の使い方をお教えしていきます


「Tel帳を解く目的」

はじめにTel帳を解く目的を確認しておきます
きちんと目的を理解しておかないと、能率のよくない取り組み方をしてしまう可能性があります
何のためにTel帳を解くのか、しっかり理解しておいてください

1.入試問題の出題パターンを知る

入試問題は単元ごとに出題のパターンがあります

関数の大問なら

(1)放物線と直線の交点を求める
(2)直線で囲んだ三角形の面積を求める
(3)その三角形を2等分する直線の式を求める

・・・など、よく出題されるパターンは決まっているものです

特に公立入試では出題が学習指導要領の範囲に限られるのでパターン問題が多く出ます
したがって、出題されやすいパターンをたくさん知っているほど有利になります
千葉県の公立入試は全国的に見ても平均点が低い「難易度高め」の入試問題になっています
多くのパターンを知っていなければ、確実に高得点を取ることは難しいでしょう

Tel帳には全国の入試問題が数多く収録されています
出題パターンを覚えるためには多くの問題を経験する必要がありますから、Tel帳は最適の教材です

出題パターンを知ること、これがTel帳の最大の目的です

2.弱点を知り克服する

Tel帳にはたいへん多くの問題が収録されています
これだけの問題数があれば、中学校の学習内容はほぼ網羅されているといってよいでしょう

ですからTel帳を解いていくことで自分の弱点分野をチェックすることができます
間違えた問題をきちんとケアしていけば弱点分野を克服していくことも可能です
特に暗記分野は急速に実力アップができるでしょう
書けなかった漢字や英単語などはすぐその場で練習するようにしましょう

そのためにも解いたら必ず採点をしましょう
採点をしないのは問題を解かなかったのと同じです

ただし、弱点克服を頑張りすぎる(時間をかけすぎる)となかなか先に進まなくなってしまいます
Tel帳の最大の目的は「出題パターンを知ること」ですから、先に進むことは最優先事項です
ていねいに解き直して半分しか終わらないより、解いて採点するだけで全部終わらせた方がずっと効果が出ます

今ここで完璧にしなくても2周目にはまた同じ問題が出てくるのです(Tel帳は1回やって終わりではありません)
2周目までの間に別の県でも似たような問題が出てきたり、学校や塾で出てきたりして解決することもあるでしょう
受験勉強では 時が解決してくれることもある と知りましょう
(ただし、これは基本ができている上位生の話です)

もう1度書きますが、Tel帳は「進む」ことが最優先です
量をこなさないと効果は出ませんから、頑張って先へ先へと進みましょう


「いつから始めるか」

部活動や習い事で勉強時間が制限される人は、今は先取り学習に専念しましょう

しかし、帰宅部の人など時間に余裕のある人は夏休み前こそ大チャンスです
勉強時間が確保できるなら夏休みを待つ必要はありません、今すぐにでも始めましょう
夏休みに入る前にTel帳に取り組むことで、部活をやっている人より前に出ることができます

帰宅部の人は時間の面で有利な状況にあるのですから、その有利さを生かさなければいけません
(逆に夏休み前に有利な状況を生かせないようでは、その先も危ういでしょう)

本当の戦いは宣戦布告の前に始まっているものです
どんな勝負でも、自分に有利な条件を生かすことが勝利をつかむ最大のポイントです

できる人はさっそく今日からでも始めましょう


「何から始めるか」

Tel帳は5教科あります
5教科平行して進めようと思っても、現実には未習事項の関係でなかなかそうはいきません
始めやすい教科、始めやすい単元から手をつけていきましょう

英語の場合、公立、私立とも出題の中心は「長文読解」です
未習事項があると、思うように長文を読むことはできません
少なくとも関係代名詞までは先取りしていないと難しいと思います

したがって、関係代名詞を習得するまではTel帳を始めなくてよいでしょう
自分で受験勉強している人は関係代名詞までの先取りを急いでください
塾に通っている人は塾のカリキュラムを確認してみてください

数学の場合、入試で中心になるのは「関数」と「図形」です
ともに中学校では夏休み後に「2乗に比例する関数」「相似・円・三平方の定理」を習うので、学校のペースで勉強している人は手を出せないでしょう

関数は公立ではパターンの決まった典型問題の出題が多く、得点源にすべき単元です
夏休みに数多く練習して、しっかりと解法を身につけておきたいものです
(そうすることで、秋以降の模擬試験での得点も確実にすることができます)
なんとか早めに関数まで先取りを進めて、1日も早くTel帳に取り掛かりましょう

数学では「計算問題」や「一行問題」だけを進めていくのも有効です
千葉県の公立入試では大問1が計算問題、大問2が一行問題で、ここまでで配点は60点近くにもなります
大問2までの失点を少なくすることが高得点を取るポイントになりますから、計算と一行問題の訓練は重要です

先取り学習をしていない人も計算や一行問題はほとんど解けるはずです
1日1県とか、午前午後1県ずつとか決めてバンバン鍛えていきましょう

国語は既習・未習のあまり関係ない教科です、片端からどんどん解き進めましょう
読解が苦手な人は「読まないから苦手、苦手だから読まない」のループに入り込んでいる場合が多く見られます
辛くても「1日1県」や「1日読解1題」などと決めてノルマとして解いていきましょう

気をつけたいのは、他の教科以上に採点後の復習が大切だということです
「自分の考えがなぜ間違いなのか」「なぜこっちが正解なのか」を納得して理解しないと、似たような文章でまた同じ間違いをしてしまいます
解説をよく読み十分に納得して進むようにしましょう

ただし、1回1回きっちりやることで辛くて先に進めなくなるなら、多少甘くなっても毎日ノルマをこなす方が大切です
国語の勉強で1番大切なことは「多くの文章を読み、考える習慣をつける」ことにあります
どんなやり方になっても最後までやり通せば相当な力になるはずです

理科・社会の場合、問題を見れば既習か未習かの判断はできるでしょう
暗記科目では習っていないものはできませんから、未習事項はパスして進めましょう
(ただし、パスした問題はチェックしておいて習った後に解くのを忘れないようにしましょう)

理科・社会も国語と同様に復習が大切です
特に中1で習った単元などはすっかり忘れていることもあるでしょう
その場合は「単元別の問題集」や「ワーク」に戻って、基礎練習をし直してください

間違えた部分だけを復習するのではなく、その単元全体をやり直しておくと効果的です
(間違えるということは、その周辺も忘れている可能性が高いからです)

ただし、これもきっちりやりすぎるとエネルギーが続かなくなってしまう恐れがあります
「1回1回きっちり」よりも「最後まで行く」ことが大切なので、そのあたりのさじ加減は自分で考えて進めましょう


「どう使うか」

Tel帳は試験問題を集めた問題集です
したがって、実施するときはテストとして時間を測って解きましょう
一部を抜き出して実施する場合は問題数に比例して時間を調節しましょう
(例えば、実施時間50分で大問5問中3問を解くのなら30分で実施するなど)

計算や一行問題だけを解くときも、問題数によって自分で時間を設定して解いたほうがよいでしょう

時間制限のない試験問題など試験の価値はありません
時間を測って解くことで「時間内に1点でも多く取る」という意識を身につけましょう

また、テストとして解くのですから必ず採点し点数を出しましょう
配点が書いていない場合は「○○問中××問正解」などと書いておきましょう
そして、間違えた問題はわかりやすいところに(Tel帳に直接でも、ノートにでも)チェックしておきましょう

点数は出しますが、同じ公立でも県によって難易度がずいぶん違います
点数そのものが重要なのではなく、自分の取るべき問題が取れているのかどうかが大切です
問題を数多く解くことで、取るべき問題の見極めもできるようになってください
見極めに困るようなら学校の先生や塾の先生に聞いてみましょう

Tel帳は1度解いたらそれで終わりではありません
入試まで繰り返し解いていく問題集です
2回目のための自分のデータはしっかり残しておきましょう

繰り返し使いますから直接書き込んではいけません
(書き込むスペースなどあまり空いていませんが)
5教科ともノートを作って、ノートに実施するようにしましょう

その際、数学や理科の計算問題などは途中の計算もすべてノートに残すようにしましょう
(途中の計算も大切な自分のデータです)
ノートに白地図を貼っておき、終わった県を塗りつぶしていくと達成感が持てます

公立高校が第一志望なら公立の問題のみ(独自問題を含む)やればよいでしょう
公立の問題にメドがついて、余力(時間)があるのなら国私立の問題に手をつければよいと思います
(今年から5科入試になった市川や昭和秀英の対策にも活用できるでしょう)

まずは「47都道府県制覇」が目標です
夏休み中に3教科も制覇すれば相当な力がついていることでしょう
頑張ってください!



旺文社 2018年受験用「全国高校入試問題正解」

Tel帳は「教科ごとの分冊」と「英数国3教科合冊」「理社2教科合冊」があります
使い勝手は分冊のほうがよいですが、5教科買う場合は合冊のほうがお得です
上位校を目指すなら、やらなくてよい教科などありませんから合冊で買うことをおすすめします
ただし合冊は厚くて重いので持ち歩きには向きません、図書館などで勉強したい人は注意してください

5教科買うとかなり重いので、本屋で買うより通販のほうが楽です
(ただし、あらかじめ書店などで見ておくことをおすすめします)












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2017年07月07日

2017年度 7時限目「公立上位校向け問題集の定番」

こんにちは、さくらです

前々回の講義では「夏休みに向けて課題をピックアップしておこう」と書きました
夏休みの学習成果は事前の計画で決まります
自分の強化したいことを明確にして成果の出せる計画を立てたいものです

ところで、千葉県公立上位校の入試では500点満点で400点を超える得点が要求されます
公立の問題は教科書をもとに作られていますから、難関私立校のような難問を解けるようになる必要はありません
しかし、千葉県の公立入試では必ずしも頻出ではない問題、つまり「よく出ない問題」も出題されることがあります

上位校を目指す受験生はそういう問題にも対応していかなくてはなりませんから、受験勉強は「量の勝負」になります
夏休みは学校が休みであるぶん、時間をかけた勉強をすることができるはずです
強化したい勉強だけでなく、量を稼ぐ勉強もしっかり盛り込みましょう

では、量を稼ぐ勉強をするための問題集は何を選んだらよいのでしょう
強化したい勉強ならば、その教科・単元に絞った問題集を選べばよいですが
量を勉強するための問題集は何もかも載っている総合的な問題集が必要になります

一番簡単なのは過去の入試問題(過去問)ですが、過去問には10回分程度しか問題が掲載されていません
これでは量を稼ぐ前に終わってしまいます

そこでおすすめしたいのが、全国47都道府県の公立(と主要国私立)の前年の入試問題をまとめて収録した
旺文社 「全国高校入試問題正解」(通称「Tel帳」、以下、Tel帳と略)です

これなら公立の入試問題が50以上(独自問題含め)載っていますから、たっぷりと問題演習をすることができます


入試問題にも「流行り廃り」はあります
前年の問題だけで構成されているTel帳なら、最新の入試問題の傾向をつかむことができます
(兄姉のお下がりがあるならそれでもOKですが、5年も6年も前のものは避けた方がよいでしょう)

たくさん問題を解くことで中学校のほぼ全範囲をカバーでき、苦手のチェックや既習の抜けを発見することもできます
苦手や抜けが発見されたら、そこだけを単元別の問題集やワークに戻って練習しましょう
そうすれば、効率よく苦手克服や復習をすることができます

Tel帳は「高校受験勉強の真打ち」ともいうべき問題集です
公立上位校が目標ならば、極端な話、Tel帳と過去問だけで受験対策は十分でしょう

夏休み以降も入試まで、全国の公立入試問題を繰り返し解きまくりましょう

ただし、Tel帳は非常にエネルギーのいる教材です
掲載されているのは入試問題そのものですから、ある程度以上の実力がないと解き進めることも難しいでしょう
特に暗記科目である英語・理科・社会では正解が半分に満たないようでは効果は期待できません
その場合はワークやまとめ用の問題集で復習してからTel帳に取りかかるとよいでしょう

また、志望校がVもぎ偏差値60以上であればすすめられますが、それ以外ならもっと薄手の問題集で十分でしょう
まずは書店などで現物を見てから購入するか決めるとよいでしょう
(くれぐれも、親が勝手に買って与えたりしないようにしてください)

次回はTel帳の使い方についてお話しします(週明けくらいには更新します)


旺文社 2018年受験用「全国高校入試問題正解」

Tel帳は「教科ごとの分冊」と「英数国3教科合冊」「理社2教科合冊」があります
使い勝手は分冊のほうがよいですが、5教科買う場合は合冊のほうがお得です
上位校を目指すなら、やらなくてよい教科などありませんから合冊で買うことをおすすめします
ただし合冊は厚くて重いので持ち歩きには向きません、図書館などで勉強したい人は注意してください

5教科買うとかなり重いので、本屋で買うより通販のほうが楽です
(ただし、あらかじめ書店などで見ておくことをおすすめします)












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2017年06月18日

2017年度 6時限目「夏期講習に通うなら」

こんにちは、さくらです

夏休みまでひと月ほどになりました
今まで1人で勉強してきた人も「夏は塾に通ってみようかな」と考えているかもしれません
そういう人のために、今回は「夏期講習の上手な受け方」についてお話しします


「夏期講習に望むこと」をはっきりさせておこう

受験生の夏だからといって、何となく夏期講習に参加してはいけません
ほとんどの塾では夏期講習に50時間を超える長時間の授業が用意されています
それだけの貴重な時間を講習に使うわけですから、ぜひ効果のあるものにしたいものです

効果のあるものにするためには、夏期講習に「何を望むのか」をはっきりさせておく必要があります

苦手な英語を得意にしたいのなら、全科目勉強する塾より英語塾に行ったほうがよいでしょう
実戦的な訓練を徹底的にしたいなら、問題演習に多くの時間を取っている塾を選ぶとよいでしょう
このweb進学塾を見て先取り学習してきた人なら、復習する塾よりも先に進む塾のほうがよいでしょう

このように、夏期講習に「何を望むのか」で効果を出せる塾は変わってくるのです

まずは「夏期講習に望むこと」を書き出してみましょう
その上で塾のパンフレットと照らし合わせてみてください
自分の通うべき塾がずいぶん絞り込めるはずです

絞り込んだら、塾に行って詳しい話を聞いてきましょう(見学や体験ができればもっとよいです)


上位校を目指す人は「個別塾」に行ってはもったいない

ところで、最近は塾の選択肢として「個別指導塾」というものがあります
わからない問題があったとき、個別に教えてくれれば理解しやすいでしょう
個別塾で苦手な単元を集中的に強化すると効果がありそうです

ただし、公立上位校を目指す受験生の場合は注意が必要です
上位校を目指す生徒なら中学校の授業でわからないことはほとんどないでしょう
苦手科目や苦手単元でも教科書レベルで理解できていないわけではないはずです
(学校の勉強で困るようでは、とても上位校など目指すことはできません)

わからないことがなければ、個別塾で聞くべきことはないことになります

そもそも、勉強は解き方を聞いただけできるようになるわけではありません
解き方を知った上で、十分な訓練を積まなければ自分のものにはできないのです

上位生が試験で思うように点数が取れないのは
多くの場合、「解き方がわからないから」ではなく「訓練が足りないから」です
訓練は塾でするものではなく、1人で何時間もコツコツ行うべきものです

公立でも私立でも上位校に進学すると、予習・復習が必須で毎日勉強することを要求されます
1人でコツコツ勉強できない人は上位校に進学しても落ちこぼれてしまいます
受験勉強を通じてコツコツ勉強する習慣をつけておけば高校進学後も安心です
勉強は家で1人でコツコツやるのが1番よいのです

個別塾では効果が出ないとはいいませんが、個別塾は時間単価が高いので「もったいない買い物」になるでしょう


「夏期講習のクラス」について知っておこう

ここまでで塾の絞り込み方がわかったと思いますが、公立上位校を目指している人は進学塾を選ぶ人が多いでしょう
そこで、進学塾の夏期講習について注意すべき点をあげておきます

今まで塾に通っていなかった生徒が夏期講習に参加する場合、大きく分けて2つのパターンがあります

1つは「講習生専用のクラス」に入る場合

もう1つは「既存のクラス」に入る場合です

講習生クラスでは全員が同じスタートなので、中学校の進度に合わせたカリキュラムになっているのが普通です
そのため、塾に通っていなかったハンデを感じることなく講習に入ることができます

ただし安心なのはスタート時だけです
講習生クラスでは講習後の入塾を見越して、既存のクラスに追いつけるようなカリキュラムが組んであります
したがって、単元ごとの授業時間数が少なくガンガン進むことになります

また、講習生の負担感を減らすために、既存のクラスよりも授業や宿題の問題量が少なかったりします
(塾の勉強ペースに慣れていないのに、宿題がどっさり出ればうんざりしてしまいますよね)
結果的に「授業はガンガン進む」のに「問題練習量は少ない」ため消化不良になりやすくなります

さらに、講習生クラスは誰でも受講できるため、様々なレベルの生徒が混在することになります
「学年トップレベルの生徒」と「中位以下の生徒」が机を並べてしまうことも少なくありません
(通常のクラスは実力でクラス分けされているはずなので、こんなことはあり得ません)
そういう場合、授業は下位の生徒に合わせざるを得なくなるので、実力のある生徒は「浮きこぼれる」ことになります

講習生クラスはどんな生徒が来るかわからないため、既存のクラスよりも基本問題中心の構成になっています
前述のように問題数を減らしてあることも多いので、浮きこぼれた生徒は手持ち無沙汰になってしまいます
気の利いた先生に当たれば、応用問題のプリントをもらえたりすることもあるのですが・・・それは運次第です

このweb進学塾を読んで先取り学習してきた人なら、学校の進度に合わせたカリキュラムである必要はないはずです
講習生クラスではなく、既存のクラス(レベル分けされたクラス)に入れてもらった方がよいでしょう
講習申し込みの際に「自分でここまでやっているので、こっちのクラスに入れないか」と尋ねてみるとよいと思います

せっかく夏期講習に参加しても、レベルや進度が合っていないと時間とお金の無駄になってしまいます
入るクラスがどんなクラスなのか、しっかり確認して参加しましょう


夏期講習生は「お客さん」だと知ろう

あなたが塾の先生だったとしたら、「受験まで担当する生徒」と「夏休みだけの生徒」とで同じ指導ができるでしょうか
受験まで担当する生徒なら、夏休み中に出した指示を9月以降に確認し、新たな指示も出すことができます
夏休み中の指示も秋以降のことを考えた上で出しているでしょう

しかし、夏期講習だけに参加している生徒には、夏休みで完結する指示しか出すことができません
出した指示がどうなったのか確認することもできません
同じ授業料を払っていても「受験まで塾にいる生徒」と「夏休みだけの生徒」では受ける指導は変わってくるのです
言い方はよくありませんが、夏期講習だけの生徒は塾にとって「お客さん」なのです

進学塾では生徒のレベルが高いほど「何を教えるか」よりも「何をやらせるか」のほうが重要になってきます
夏休みといえども、塾では1日数時間しか勉強できません
しかし、家ではその2倍も3倍も勉強することができます
家で「何を」「どう」勉強してもらうかで受験の結果は大きく変わってきます
(だからといって長時間拘束して何もかも塾でやってしまうのは、本人の学習能力を削ぐことになるでしょう)

せっかく夏期講習に通っても、他の塾生より少ない指示しかもらえないのはもったいないことです
とはいえ「夏休みだけ」と決めている場合は仕方ないのかもしれません

そういう方に少しだけ裏技を・・・

「入るかどうかは講習を受講してから決めます」とあいまいな返事をして、最後に「やっぱり・・・」とお断りしましょう
(塾の先生をだますのはよくないですが、講習だけでも少なくない授業料を払っているわけですから・・・)
授業だけでなく、家庭学習のアドバイスまで含めて夏期講習の指導内容です
塾の先生にしっかり学習指導をしてもらって、家庭学習も充実したものにしてください


塾に入るつもりなら「アドバイス」を重視した塾を選びを

上に書いたように、上位生にとって塾は「勉強を教えてもらうところ」というより「何をすべきか指示をもらうところ」です
したがって、夏から塾に入って受験勉強を進めていくつもりなら、実効性のあるアドバイスをもらえる塾を選びましょう

千葉県の公立入試は全国的に見ても平均点が低めで、前期選抜では例年260点前後です
平均点が50点そこそこの試験は決して易しくはありません
上位校を目指す受験生は、その易しくない入試問題で高得点を取っていかなくてはならないのです

易しくないとは、何が、どういう形で、易しくないのか
どこで差がついて、その対策はどう進めていけばよいのか
公立上位校が第一志望なら、千葉県公立入試での「点の取りどころ」を教えてくれる塾を選びましょう
(今年は逆に問題が易しくなったので、どう易しくなったのか、対策は変わるのか、なども)

公立志望なのに私立に強い塾に行っても、八百屋でパンを買い求めるようなものです
パンを買いたければ、初めからパン屋に行ったほうがよいでしょう


以上、「夏期講習の上手な受講方法」を解説してきましたが、最後に大切なことをひとつ

夏休みは苦手分野を克服する最後のチャンスです
苦手分野があるのに、夏期講習に時間を取られすぎて苦手克服に手が回らなくなっては本末転倒です
塾の時間、復習や宿題の時間、そして自主学習の時間、バランスを考えて自分に最適な塾を見つけてください



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2017年06月05日

2017年度 5時限目「夏休みまでにしておきたいこと」

こんにちは、さくらです

6月に入り、夏休みまでひと月半ほどになりました
受験の天王山に成果の出せる勉強をするために、今回は夏休みまでにしておきたいことを書きます


「夏休みまでに第1志望校をはっきり言えるようにしよう」

受験生にとって1学期最大の仕事は「志望校の絞り込み」です
夏休みに「志望校を持って臨む」のと、「持たずに臨む」のとでは、勉強の成果は全く違ったものになります

受験勉強は決して楽しいものではありません
受験生の夏だからといって、それだけで「やる気がわき出てくる」なんてこともありません
楽しくない勉強に向かうための原動力は「○○高校に合格したい!」と願う気持ちです

高校を選ぶ理由は何でもよいのです
有名校だからでも、近いからでも、部活が強いからでも、先輩が通っているからでも、何でもかまいません
大切なことは、「自分はこの高校に行きたいんだ!」と強く思い込むことです
思いを強くすればするほど合格に近づきます

そのためには、まず高校について知りましょう
住んでいる地域にどんな高校があるのかわからなければ、志望校の決めようもありません
自由な高校、勉強させる高校、部活動の盛んな高校、行事に熱心な高校、さまざまな高校があります
高校を知ることは自分の未来を探す第一歩です

高校を知るのに1番簡単なのは、受験ガイド本を手元に置いてパラパラ見ることです(勉強中はダメですよ)
それだけで自分が進学できそうな学校名や基本情報は頭に入るはずです

地域にある高校を知ったら文化祭や説明会に行きましょう
友達に誘われてつき合いで行っても、自分にプラスになる印象は残せません
自分の意志で、興味のある高校にどんどん出かけましょう
上位校は6月中に文化祭を行う学校も多いので早めにチェックしておきましょう

どれだけ自分で自分を「その気」にさせられるか、それが受験勉強をうまく進めるカギです


「情報を集めよう」

高校受験は「情報勝負」です

内申と試験の比率、英検など検定の評価、部活動や生徒会活動の評価など、評価基準は高校ごとにまちまちです
「受験にプラスになると思って検定を取ったのに評価されなかった」なんて話もときどき耳にします
それは自分の情報収集が甘かったということです

情報収集は勉強ほどのエネルギーも時間も必要としません
今はインターネットがありますから、家にいながらにして有用な情報を収集することができます

受験ガイド本で高校を絞り込んだら公式ホームページを見てみましょう
私立高校にはかなり詳しい情報をホームページで提供している学校があります
公立高校でも中身の充実したホームページが多くなってきています

千葉県教育委員会のホームページにも募集定員や実施要項など重要な情報が掲載されます
教育委員会の出す情報は「進学コラム」でも取り上げますので、そちらを見てくれてもよいでしょう

あいまいな情報は学校の先生や塾の先生に確認しましょう
学校でも塾でも、先生は生徒や保護者では手に入れることのできない情報を持っています
どんどん尋ねて正しい情報を蓄積していきましょう
尋ねれば尋ねるほど先生もやる気を感じてくれて、よりよいアドバイスがもらえるようになるでしょう


「夏休みに向けて課題をピックアップしておこう」

前回の講義「会場模試で実力を把握」でも書きましたが、夏休みの学習成果は事前の計画で決まります
自分の実力も把握せず、具体的な目標もないまま、やみくもに勉強しても効果は期待できません

3年生になって中学校では実力試験が行われていると思います、6月には会場模試も始まります
実力試験や会場模試で自分の実力や苦手分野を把握し、志望校合格までの距離を実感してください
志望校合格のためには「何を」「どのくらい」頑張ればよいのか、勉強の方向性を明確にしましょう

そして、夏休みの課題にしたいことが見つかったら、どんどんピックアップしていきましょう
ノートやレポート用紙に書き出しておくと後で整理しやすいです
今はまだピックアップだけでOK、夏休みの計画を立てる段階で課題の優先順位を決めていけばよいのです

本格的な受験勉強は部活を引退した夏休みからと考えている人は多いでしょう
勉強するのは夏休みからでも、その準備段階の勝負はすでに始まっています
この程度のことなら忙しいこの時期にも取り組めるはずです、面倒がらずにコツコツ進めておきましょう


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posted by さくら at 04:04| Comment(0) | 受験生の心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする