2016年10月24日

2016年度 17時限目「過去問の取り組み方」

こんにちは、さくらです

前回は「過去問の準備をしよう」と書きました
今回は「過去問の取り組み方」について講義します

はじめにお断りしておきますが、過去問の取り組み方は語る人によって様々です
ここに書いたことは私個人の考える方法で、考え方のひとつだと受け取ってください


「過去問研究の目的」


前回も書いたように、過去問研究の目的は
出題傾向を知ること
時間配分のトレーニングをすること の2点です

この目的をしっかり理解しておかないと、「ただ問題集を解いて、おしまい」となってしまいます
目的を明確に把握して過去問に向かいましょう


「過去問に取り組む際の注意点」

1.過去問はテスト形式で(テストとして)実施すること

必ず時間を計って実施し、実施後はすみやかに採点しましょう
過去問には解答用紙がついているはずなので、コピーして使うと臨場感が高まります
マークシートの学校では必ず解答用紙を使用し、マークシートの練習をしておきましょう

時間配分のトレーニングのためには、本番と同じ時間で実施しなければ意味がありません
出題傾向には「問題の難易度」も含まれていますが、難易度は解答時間によって変わってきます
時間が限られているからこそ難易度が高くなる問題もありますから、必ず時間内で実施するようにしましょう

2.私立の過去問は冬休み前までに終わるよう計画を立てよう

過去問の目的は出題傾向を知ることだと書きましたが、知るだけでは目的は達していません
よく出題される単元が苦手分野であったら、その単元を鍛えなければならないでしょう
対策をしなければ、傾向を知った意味はないのです

その対策をいつ行うのかといえば冬休みしかありません
(冬休みが終われば10日ほどで私立前期入試ですから)

したがって、冬休みまでに過去問研究を終え出題傾向をつかんでおく必要があります
残り時間は2か月ほどしかないので、しっかり計画を立てて確実に消化していくようにしましょう
私立受験校が3校程度(1校は入試相談あり)なら、土日にまとめてやっても2か月あれば十分でしょう

公立の入試は2月ですから、過去問をあせって一気に進める必要はありません
11月から2月まで、実力がついてきていることを確認しながら少しずつ進めていけばよいでしょう

3.データはしっかり残しておこう

過去問の目的は傾向を知ることにあるわけですから、気づいたことはすぐにメモしておきましょう
人はどんどん忘れていく生き物です、すぐにメモしておかないとどんどん脳から消えてしまいます
出題傾向だけでなく、「この問題は後回し」とか「これは捨て問題」など時間配分に関するメモも残しておきましょう

過去問には合格最低点が掲載されていることが多いので、自分のその学校に対する到達度がわかります
複数年度にわたって自己分析するために、得点は一覧表を作って記入しておきましょう
学校や塾の先生に相談するときにも、一覧表を見せればアドバイスをもらいやすいでしょう

4.解き直しに時間をかけすぎない

私立の入試問題には難易度の高い問題が多く含まれているので高得点を取るのは難しいでしょう
間違えた問題を解き直して完全理解しようとすると、とてつもない労力と時間が必要になります
過去問の目的は出題傾向を知り勉強に生かすことにあるわけですから、すべての問題ができるようになる必要はありません

解き直しは合格点に届く程度までで十分です
(時間がかかりすぎるようなら、合格点に届かなくてもOKです)
私立は難易度が高いぶん合格最低点も低めであることが多いので「捨て問題」も存在します
捨て問題の解き直しなど、まったくやる必要はありません

解き直しに時間をかけるのなら、そのぶんの時間を頻出単元の苦手対策にまわしましょう
昨年、一昨年の問題は、いくら解けるようになっても二度と出ないのですから


「公立受験校で悩むなら、お正月の過去問で判断を」


最後に、公立限定の過去問使用法をひとつ教えます

公立の受験校で悩んでいる人(例えば県船橋か薬園台か)は、お正月に3回分くらい過去問を解くとよいでしょう

お正月から公立後期選抜までは約2か月あります
この段階で志望校の合格点に20〜30点足りない程度であれば、残り2か月で何とかなる可能性があるでしょう

しかし、50点も60点も足りないようでは、ここから死にものぐるいで頑張っても上乗せは難しいと思います
(合格点の目安は塾や学校の先生に聞いてください、進学コラムでも4月に得点開示報告として掲載しています)

朝から本番と同じ時間帯で実施して、しっかり採点して可能性を見極めてください


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2016年10月18日

2016年度 16時限目「過去問の準備をしよう」

こんにちは、さくらです

10月も半ばを過ぎ、先取り学習の終わりが見えてくる頃だと思います
同時に、私立の受験校を絞り込んでいく時期でもあります
私立の受験校が決まったら過去問(過去の入試問題)の準備をしましょう

過去問研究の目的は
出題傾向を知ること
時間配分のトレーニングをすること の2点です

出題傾向はパラパラ見るだけでもわかりますが
時間配分のトレーニングにはテストとしての実施が必須です
未習事項があると時間配分のトレーニングにならないので、始めるのは先取りが終了してからになります

早めに過去問を手にした人は興味本位でパラパラ見たりしないようにしましょう
当たり前ですが、1度見てしまった問題はテストとしての意味を成さなくなってしまいます
過去問に掲載されているのは5年分程度なので1回分といえども貴重な試験問題です
安易に覗いてムダにしてしまわないよう気をつけましょう

先取りが終わらないと始められないのなら
「まだ買わなくてもいいのでは」と思う人もいるかもしれませんが
過去問には学習意欲を向上させる効果もあります

目の前に志望校の過去問が置いてあるだけで「この高校を受験するんだ!」と気分が高まります
問題は見られなくても、学校案内や出題分析・平均点・合格最低点といったデータのページは見てもかまいません
私立高校には1教科50点(3科で150点)程度で合格できる学校もあります
「50点で合格って、どんな難しい問題が出されるんだ?」と興味をそそればしめたものです

早く受験校について知ることは学習意欲の向上につながるのです

過去問が複数の出版社から発行されている場合は、書店で見て使いやすそうなほうを買えばよいでしょう
(問題は同じですが解説は各社でつけているので異なります、掲載されている年数も違う場合があります)

受験者数の少ない高校の過去問は在庫切れになる場合があります
過去問は在庫がなくなっても新たに発行されたりしないので、早めに入手しておいたほうが安心でしょう

過去問の背表紙を毎日見ながら、早く取りかかれることを目指して先取り学習を頑張って下さい

過去問の具体的な取り組み方については次回(1週間以内には)に書きたいと思います

追記
過去問に対する考え方は先生によってまちまちです
ここに書いたことは、あくまでも私の考えです
塾に通っている人は塾の先生の指示に従った方がよいでしょう


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2016年04月22日

2016年度 3時限目「GWはミニ天王山」

こんにちは、さくらです

もうすぐゴールデンウイーク(以下GWと略)がやって来ます
中3生の皆さんはそろそろ「自分は受験生だ」という自覚を持てているでしょうか
まだまだという人はこのGWを活用しましょう
このGWを「ミニ夏休み」=「ミニ天王山」にするのです

「えー、部活の練習や練習試合もあるのに・・・」という人もいるでしょう
たしかにGW中も部活動はあるかもしれません
でも学校の授業はありません
そのぶんは確実に時間が取れるはずです

実際、中3生がまとめて受験勉強できるのはGW・夏休み・冬休みの3つしかありません
ふつうGWには塾の講習はありませんから、やった人はやらなかった人に大きく差をつけることができます
このGWに受験勉強を大きく前進させてしまいましょう

内容は既習分野(1・2年)の復習がよいでしょう
薄手の問題集ならGW中に仕上げてしまうことも可能です
そのために教科は1つに絞りましょう
(時間に余裕があっても、せいぜい2つまでにしましょう)

短期間で効果を出せるのは、やはり英語・理科・社会といった暗記系科目です
特に英語は短期間での総復習が効果的です
ここで総復習しておけば6・7月の模試で結果を出せることでしょう

すでに受験勉強を始めている人は、別のものに手を出す必要はありません
今やっているものを「一気に」進めましょう
(1時限目からweb進学塾を見ている人なら、先取り学習を進めましょう)
あせらずにやっているものを終わらせてから、次の一手を打てばよいのです

塾に通っているなら、中3の既習内容の復習をするのもよいでしょう
展開・因数分解や平方根は練習量勝負の単元ですから効果は抜群です

ところで、ひとつだけ注意すべきことがあります
それは・・・やるからには計画通りやり遂げること!
「やり遂げた」という達成感が次の勉強への気持ちにつながります

短いGWにもかかわらず計画倒れに終わってはモチベーションが下がってしまいます
自分は「これだけやったぞ!」という気持ちになれる計画を立てましょう

したがって繰り返しになりますが、1教科に絞って薄い問題集を選択しましょう
問題集を選んでページの割り振りを計画したら、あとは勉強するのみです
頑張りましょう!!


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