2017年01月24日

2016年度 22時限目「私立前期選抜後の公立対策」

こんにちは、さくらです
県内私立前期選抜が終了し、後期選抜までしばし小休止です

このあと、
2月5日から  私立後期選抜
2月13・14日  公立前期選抜
3月1日    公立後期選抜  と続きます

公立高校が第一志望の場合
私立後期まで私立対策に終始してしまうと、その直後にやって来る公立前期の対策が手薄になってしまいます
そこで今回は、公立上位校を目指す人のための「私立前期選抜後の公立対策」についてお話しします


千葉県公立高校の共通問題は、上位校を目指す生徒ならば
80点までは比較的容易に取れるものの、90点以上はなかなか難しい難易度設定になっています

特に国語と数学は90点以上の得点者の割合が非常に小さく、高得点を取るのは容易ではありません
しかも、その場で考える思考系教科であるため
当日の出来次第の要素が大きく、得意であったとしても90点以上を確実に取るのは難しい状況です
(詳しくは、進学コラム「442.千葉県公立入試の教科別特徴」にまとめています)

それに比べると、暗記系教科である英語・社会・理科は準備さえ十分であれば90点以上を狙っていけます

千葉県の共通問題で最も高得点が可能な教科は英語です
上位私立校対策をしてきた生徒ならば、今まで通りの勉強で十分に高得点が可能でしょう

社会も高得点しやすい教科です
ただし、社会はほぼ100%暗記の教科ですから、高得点のためにはそれなりの学習量が必要になります
ここ数年は「全部できた場合に得点を与える」「漢字○字指定」など出題方法がいやらしくなっているので
大雑把な勉強ではなかなか90点以上にはたどり着けません

また、参考書や問題集に載っているような「よく出る問題」だけでは90点以上を取ることはできません
90点以上を狙うなら「あまり出ない問題」でも得点する必要があります
入試問題は教科書をもとに作られているので、教科書をすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしましょう

理科は計算問題など思考系の問題も含まれるので、問題次第では高得点が難しい場合もある教科です
そんな中でも、やはりポイントになるのは知識問題の出来です
思考力が必要な問題は難易度が高いものも多く、時間もそれなりに必要になります
知識問題を短時間でクリアできれば、思考問題にじっくり取り組むことができるでしょう

理科も社会と同様に「よく出る問題」だけでは高得点を取ることはできません
やはり、教科書に載っていることはすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしていきましょう

とはいえ、だらだら教科書を読んでいては非常に能率の悪い勉強になってしまいます
そこで、中学校で配布された教科書ワークを使って問題形式で確認していきましょう
教科書ワークは公立上位校を目指す受験生の最終チェックに大変有効です
(しかも学校で配布されているのですから、新たにお金もかかりません)

知識の確認が目的ですから、思考問題はパスしてかまいません
思考問題は引き続きTel帳で演習していきましょう

理科、社会とも中学の全範囲を終わらせないと意味がないので、計画を立てて確実にこなしていくようにしましょう
1日で10ページ、20ページとガンガンこなしていかないととても終わりません
目的をしっかり理解して要領よく取り組んでください
特に、記憶が消えていそうな「1年の内容」は、しっかり見直しておきましょう

公立前期まで残り3週間です
ここが最後の頑張りどころだと思って、めいっぱい勉強に励んでください


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2017年01月09日

2016年度 21時限目「冬休み以降の受験勉強」

明けましておめでとうございます、さくらです
今年もよろしくお願いいたします

冬休みが終わり、私立前期選抜が目前に迫ってきました
過去問をひととおり終えて、これから何をすればよいのかという人もいるでしょう
そこで、今回は冬休み以降の勉強について書きます

これからは入試本番に向けた準備体操の期間です
いままで培ってきた実力を本番で100%発揮できるように準備していきましょう

数学では「計算問題」「一行問題」でのミスが命取りになります
スピードと正確さが鈍らないよう毎日練習しましょう
Tel帳(全国高校入試問題正解)を持っているのなら、計算問題と一行問題を抜き出して解くとよいでしょう

国語や英語では読解力のキレを落とさないよう、コンスタントに「読解問題」「長文問題」を解きましょう
「1日1題」とか「2日で1題」とか、自分のやりやすいペースで進めてOKです
これも教材はTel帳を使えばよいでしょう

もちろん、「漢字」「英単語・熟語」のチェックも欠かさないようにしましょう
身につけたはずの実力がサビついてはいないか、しっかり確認してください


・・・と、ここまで書いたことは受験勉強の中心ではありません
毎日の勉強に入試に向けた「準備体操の勉強」を入れましょうということです
受験勉強の中心はあくまでも問題演習です
今までどおりTel帳や受験向けの問題集で問題演習を進めてください

以前も書きましたが、この時期に大切なことは「新しい教材に手を出さないこと」です
書店に行くと「○○日で完成」といった直前期用の問題集が並んでいます
タイトルはいかにもそそりますが、上位校を目指す受験生はそんなものに手を出してはいけません
今まで使ってきた問題集を2回3回と繰り返し解いていきましょう

短期間で完成するような問題集は「よく出る問題」を選んで編集されています
この時期になっても知識に穴が多い生徒であれば、よく出る問題に絞ることは効果があります
しかし、それは「50点しか取れない生徒が65点を目指す」勉強です

公立上位校に合格するためには入試で高得点が必要です
この時期には、暗記科目では80点以上は取れるようになっていなければなりません
公立上位校を目指す生徒にとって「よく出る問題」は「習得済みの問題」のはずです

使い慣れた問題集には自分の弱点がピックアップされているでしょう
自分専用に出来上がったその問題集を使うことが最も効果の出る勉強です
1回目2回目で出来の悪かった問題を入試まで繰り返し演習していきましょう

つまり、入試直前期の勉強は今までの勉強の延長なのです
この時期に成果を出すために、今までTel帳などの問題集をこなしてきたのです
2回目3回目は確実に効果が出ます、しっかり頑張りましょう



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2016年10月24日

2016年度 17時限目「過去問の取り組み方」

こんにちは、さくらです

前回は「過去問の準備をしよう」と書きました
今回は「過去問の取り組み方」について講義します

はじめにお断りしておきますが、過去問の取り組み方は語る人によって様々です
ここに書いたことは私個人の考える方法で、考え方のひとつだと受け取ってください


「過去問研究の目的」


前回も書いたように、過去問研究の目的は
出題傾向を知ること
時間配分のトレーニングをすること の2点です

この目的をしっかり理解しておかないと、「ただ問題集を解いて、おしまい」となってしまいます
目的を明確に把握して過去問に向かいましょう


「過去問に取り組む際の注意点」

1.過去問はテスト形式で(テストとして)実施すること

必ず時間を計って実施し、実施後はすみやかに採点しましょう
過去問には解答用紙がついているはずなので、コピーして使うと臨場感が高まります
マークシートの学校では必ず解答用紙を使用し、マークシートの練習をしておきましょう

時間配分のトレーニングのためには、本番と同じ時間で実施しなければ意味がありません
出題傾向には「問題の難易度」も含まれていますが、難易度は解答時間によって変わってきます
時間が限られているからこそ難易度が高くなる問題もありますから、必ず時間内で実施するようにしましょう

2.私立の過去問は冬休み前までに終わるよう計画を立てよう

過去問の目的は出題傾向を知ることだと書きましたが、知るだけでは目的は達していません
よく出題される単元が苦手分野であったら、その単元を鍛えなければならないでしょう
対策をしなければ、傾向を知った意味はないのです

その対策をいつ行うのかといえば冬休みしかありません
(冬休みが終われば10日ほどで私立前期入試ですから)

したがって、冬休みまでに過去問研究を終え出題傾向をつかんでおく必要があります
残り時間は2か月ほどしかないので、しっかり計画を立てて確実に消化していくようにしましょう
私立受験校が3校程度(1校は入試相談あり)なら、土日にまとめてやっても2か月あれば十分でしょう

公立の入試は2月ですから、過去問をあせって一気に進める必要はありません
11月から2月まで、実力がついてきていることを確認しながら少しずつ進めていけばよいでしょう

3.データはしっかり残しておこう

過去問の目的は傾向を知ることにあるわけですから、気づいたことはすぐにメモしておきましょう
人はどんどん忘れていく生き物です、すぐにメモしておかないとどんどん脳から消えてしまいます
出題傾向だけでなく、「この問題は後回し」とか「これは捨て問題」など時間配分に関するメモも残しておきましょう

過去問には合格最低点が掲載されていることが多いので、自分のその学校に対する到達度がわかります
複数年度にわたって自己分析するために、得点は一覧表を作って記入しておきましょう
学校や塾の先生に相談するときにも、一覧表を見せればアドバイスをもらいやすいでしょう

4.解き直しに時間をかけすぎない

私立の入試問題には難易度の高い問題が多く含まれているので高得点を取るのは難しいでしょう
間違えた問題を解き直して完全理解しようとすると、とてつもない労力と時間が必要になります
過去問の目的は出題傾向を知り勉強に生かすことにあるわけですから、すべての問題ができるようになる必要はありません

解き直しは合格点に届く程度までで十分です
(時間がかかりすぎるようなら、合格点に届かなくてもOKです)
私立は難易度が高いぶん合格最低点も低めであることが多いので「捨て問題」も存在します
捨て問題の解き直しなど、まったくやる必要はありません

解き直しに時間をかけるのなら、そのぶんの時間を頻出単元の苦手対策にまわしましょう
昨年、一昨年の問題は、いくら解けるようになっても二度と出ないのですから


「公立受験校で悩むなら、お正月の過去問で判断を」


最後に、公立限定の過去問使用法をひとつ教えます

公立の受験校で悩んでいる人(例えば県船橋か薬園台か)は、お正月に3回分くらい過去問を解くとよいでしょう

お正月から公立後期選抜までは約2か月あります
この段階で志望校の合格点に20〜30点足りない程度であれば、残り2か月で何とかなる可能性があるでしょう

しかし、50点も60点も足りないようでは、ここから死にものぐるいで頑張っても上乗せは難しいと思います
(合格点の目安は塾や学校の先生に聞いてください、進学コラムでも4月に得点開示報告として掲載しています)

朝から本番と同じ時間帯で実施して、しっかり採点して可能性を見極めてください


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