2016年09月23日

2016年度 14時限目「この時期に気にしておくべきこと」

こんにちは、さくらです

前回は高校受験まで残り半年間の勉強について、大まかな流れを説明しました
今回はこの時期に気にしておくべきことを2つお伝えします


「模擬試験を毎月受験しよう」

1人で勉強している人は自分のペースで勉強するので、独りよがりな勉強になりがちです
独りよがりな勉強は教科・分野の偏りや学習量不足を招きます
公立上位校ではまんべんなく得点することを求められますから、特定の教科・分野に穴があれば命取りです
(実際には得点しやすい教科、しにくい教科はありますが)

そこで毎月、模擬試験を受験して定期的に実力をチェックしていきましょう
客観的な実力をつかんでいれば、自信も危機感も生まれてきます

模擬試験の結果から弱点の発見もできるでしょう
ただし残り時間を考えると、苦手教科の問題集を丸ごと解いている余裕はありません
見つかった弱点分野に絞って短時間で修復し、少しずつ穴を減らしていきましょう

その意味では、試験が返却されてから何日もかけて解き直しをするのは好ましくありません
できるだけ当日中に自己採点し、返却される前に解き直しや弱点分野の演習を済ませてしまいましょう
すぐに解き直せば、問題文の内容も鮮明に覚えているので解き直しの能率も高まります
模試の後処理はさっさと済ませて、早めにいつもの勉強ペースに戻りましょう

模擬試験で気をつけたいのは、志望校の判定に一喜一憂しないこと
その判定はその試験に限っての判定であり、試験は「たまたまできたり、できなかったり」するものです
今の実力で行ける学校を教えてくれるものではなく、今後の勉強の指針を示してくれるものだと考えましょう


「言い訳をしない、逃げ道を作らない」

「習っていないから」「文化祭や体育祭の準備で時間がなかったから」「学校の試験前だから」・・・
模擬試験や過去問で実力が数値になって表れてくるこの時期は、言い訳をしたくなる時期でもあります

習っていなくても試験に出れば解かなくてはなりません
入試本番では「なんとかすること」を求められるのです

そもそも、なぜ「習っていないこと」が存在するのでしょう
それは勉強不足であることの証しではありませんか
中3の秋だというのに「知らない」ということは「恥ずべきこと」だと思いましょう
(ただし10月くらいまでは未習分野があってもOKです、先取りは早ければいいというわけでもありません)

学校行事や定期試験があっても最低限の受験勉強はやる必要があります
そのために、自分の中で最低限「これだけはやる」ということを決めておきましょう
5分10分の積み重ねでも、半年の間には大きな力となるはずです
寝る前に「今日はこれで寝てしまって大丈夫なのか」自問自答しましょう

言い訳をしても、すべきことが免除されるわけではありません
ただ志望校合格が遠ざかるだけです
言い訳が多い生徒は確実に不合格になります
(そんな生徒を今まで何十人も見てきています)

言い訳をして逃げ道を作るのはやめましょう
逃げた先にあるのは後悔だけです


9月も下旬に入りました
学校も普通のペースになってきているはずです

先取り学習とTel帳は計画通り進んでいますか
学校から帰って、夕方にテレビを見てしまったりしていませんか

ここで手をゆるめては夏の頑張りが水の泡です
自分を奮い立たせて、前へ前へと進みましょう


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2016年09月08日

2016年度 13時限目「残り半年間の勉強」

こんにちは、さくらです
夏休みが終わり1週間が経ちました
学校に通いながら受験勉強を進める生活にも慣れてきたでしょうか

さて、いよいよ入試問題に取り組む秋がやって来ます
本当に「受験勉強」と呼べる勉強はここからです
今回は残り半年間の勉強について、大きな流れを確認したいと思います

高校入試までの半年間には次の3つの時期があります

1.1学期から続く「先取り学習」の時期
2.先取りを終了して「過去問研究」の時期
3.入試直前から入試期間の時期

それぞれの時期で勉強する内容が異なってきます
いつまでに何をすべきなのか、しっかり頭に入れておきましょう


1.先取り学習の時期(〜10月)

秋は入試問題に取り組む時期だと書きました
そのためには未習事項をなくさなければなりません
「習ってないからできない」というのは言い訳にはならないのです
10月いっぱいを目安に中学内容の先取りを終了できるように頑張りましょう

あせる必要はありません
公立上位校志望で併願校が県内私立だけなら、過去問研究は2か月あれば十分です

既習範囲の弱点分野は引き続きTel帳を進めながら対処していきましょう
残り時間を考えると、苦手科目や弱点分野を片端から訓練し直すことは得策ではありません
入試までTel帳で見つけしだい対処するという形で進めていきましょう
(ただし弱点克服を頑張りすぎないように、Tel帳は進むことが最優先です)

Tel帳は冬休みまでに1回目が終了するように進めていけばOKです
ただし、過去問を始めるとTel帳に回せる時間が激減するので9月10月にガンガン進めましょう
先取り学習を終える頃に2・3教科が終わっていると安心です

1回目が終わったら、2回目以降は間違えた問題を中心に問題集として解いていきましょう
テスト形式ではなく、普通の問題集としてどんどん解いてよいということです
入試までに3回転できれば相当な効果が期待できるはずです


2.過去問研究の時期(11月、12月)

先取り学習が終了したら、志望校の過去問(過去の入試問題)に取りかかりましょう

過去問は先取りが終わる前に取りかからないようにしてください
未習事項があっては「知らないからできない」のか「実力が足りないからできない」のか判断できないからです
過去問はふつう6〜8回分くらいしか収録されていないので、貴重な1回分がムダになってしまいます

ただし、私立の出題レベルを知るために1・2回分を解いてみるのはOKです
特に私立1番手校は高校レベルの出題も多いので、早めにレベルを知って早めの対策につなげていきましょう

また、私立は問題が学校ごとに違いますから、問題との相性が出ることがあります
例えば、県船橋志望で併願校には昭和秀英をと考えていたけれど、問題を解いてみたら意外と苦戦して
試しに市川の問題も解いてみたら、こっちのほうが解きやすかったなんてことも起こりえます
問題の様子を知るために早い時期に1・2回分だけ解いてみることは、志望校選択の手助けになるでしょう

過去問の実施方法については10月に入ってから詳しく書きたいと思います。


3.入試直前から入試期間の時期(冬休み〜)

過去問に要する時間は受験する学校数によって異なってきます
公立+私立併願校1校という受験のしかたならば過去問はすぐに終わってしまうでしょう
逆に私立併願校が他都県含め4校以上ある場合は冬休みにかかってしまうかもしれません

時期に個人差はあると思いますが、冬休み前後には過去問にメドをつけ調整期間に入りましょう

千葉県では冬休みが終わると10日で私立入試が始まります
1月17日〜  私立 前期選抜
2月5日〜   私立 後期選抜
2月13・14日  公立 前期選抜
3月1日    公立 後期選抜
1月半ばから3月初めまで、40日以上にわたって入試期間が延々と続きます

長丁場だけに、入試が始まると体力と精神力の戦いになってきます
したがって、この時期は「体調が第1」「勉強は第2」になります

受験勉強は「実力をアップさせる」というより、「実力を100%発揮できる」ための勉強になります
具体的には、使い慣れた問題集で典型(パターン)問題を中心に再確認していく作業になります
もちろんこの時期にもTel帳は使えます(この時期に3回目になっているとgoodです)


3つの時期について、大まかな流れは頭に入ったでしょうか

当面の勉強は夏休みの続きになると思います
しかし、学校が始まっているわけですから自主学習の時間は激減しているでしょう
夕食前の時間などを有効活用できないと、なかなか勉強が進まないことになります

まずは、先取り学習とTel帳について簡単な実施計画を立ててみるとよいでしょう


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2016年06月22日

2016年度 8時限目「公立上位校向け問題集の定番」

こんにちは、さくらです

前々回の講義では「夏休みに向けて課題をピックアップしておこう」と書きました
夏休みの学習成果は事前の計画で決まります
自分の強化したいことを明確にして成果の出せる計画を立てたいものです

ところで、千葉県公立上位校の入試では500点満点で400点を超える得点が要求されます
公立の問題は教科書をもとに作られていますから、難関私立校のような難問を解けるようになる必要はありません
しかし、千葉県の公立入試では必ずしも頻出ではない問題、つまり「よく出ない問題」も出題されることがあります

上位校を目指す受験生はそういう問題にも対応していかなくてはなりませんから、受験勉強は「量の勝負」になります
夏休みは学校が休みであるぶん、時間をかけた勉強をすることができるはずです
強化したい勉強だけでなく、量を稼ぐ勉強もしっかり盛り込みましょう

では、量を稼ぐ勉強をするための問題集は何を選んだらよいのでしょう
強化したい勉強ならば、その教科・単元に絞った問題集を選べばよいですが
量を勉強するための問題集は何もかも載っている総合的な問題集が必要になります

一番簡単なのは過去の入試問題(過去問)ですが、過去問には10回分程度しか問題が掲載されていません
これでは量を稼ぐ前に終わってしまいます

そこでおすすめしたいのが、全国47都道府県の公立(と主要国私立)の前年の入試問題をまとめて収録した
旺文社 「全国高校入試問題正解」(通称「Tel帳」、以下、Tel帳と略)です

これなら公立の入試問題が50以上(独自問題含め)載っていますから、たっぷりと問題演習をすることができます


入試問題にも「流行り廃り」はあります
前年の問題だけで構成されているTel帳なら、最新の入試問題の傾向をつかむことができます
(兄姉のお下がりがあるならそれでもOKですが、5年も6年も前のものは避けた方がよいでしょう)

たくさん問題を解くことで中学校のほぼ全範囲をカバーでき、苦手のチェックや既習の抜けを発見することもできます
苦手や抜けが発見されたら、そこだけを単元別の問題集やワークに戻って練習しましょう
そうすれば、効率よく苦手克服や復習をすることができます

Tel帳は「高校受験勉強の真打ち」ともいうべき問題集です
公立上位校が目標ならば、極端な話、Tel帳と過去問だけで受験対策は十分でしょう

夏休み以降も入試まで、全国の公立入試問題を繰り返し解きまくりましょう

ただし、Tel帳は非常にエネルギーのいる教材です
掲載されているのは入試問題そのものですから、ある程度以上の実力がないと解き進めることも難しいでしょう
特に暗記科目である英語・理科・社会では正解が半分に満たないようでは効果は期待できません
その場合はワークやまとめ用の問題集で復習してからTel帳に取りかかるとよいでしょう

また、志望校がVもぎ偏差値60以上であればすすめられますが、それ以外ならもっと薄手の問題集で十分でしょう
まずは書店などで現物を見てから購入するか決めるとよいでしょう
(くれぐれも、親が勝手に買って与えたりしないようにしてください)

次回はTel帳の使い方についてお話しします


旺文社 2017年受験用「全国高校入試問題正解」

Tel帳は「教科ごとの分冊」と「英数国3教科合冊」「理社2教科合冊」があります
使い勝手は分冊のほうがよいですが、5教科買う場合は合冊のほうがお得です
上位校を目指すなら、やらなくてよい教科などありませんから合冊で買うことをおすすめします
ただし合冊は厚くて重いので持ち歩きには向きません、図書館などで勉強したい人は注意してください

5教科買うとかなり重いので、本屋で買うより通販のほうが楽です
(ただし、あらかじめ書店などで見ておくことをおすすめします)






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