2016年05月19日

2016年度 5時限目「受験生の定期試験対策」

こんにちは、さくらです

3学期制の中学校では、まもなく1学期の中間試験がやって来ると思います
(2期生の中学校では1か月ほど先でしょう)
3年生の定期試験は2年生までとは違う気持ちで臨まなくてはなりません

「そりゃあ内申書のことを考えたら、定期試験でいい点取らなきゃいけないでしょう」 と思うかもしれません
たしかに内申のことを考えたら定期試験で1点でも多く取りたいのは事実です

しかし私が言いたいのはそういうことではありません

千葉県の公立後期ではほぼ全ての上位校で 内申135点+学力試験500点=635点満点 で合否が決まります
内申は5段階×9教科×3年=135点満点、学力試験は100点×5教科=500点満点という計算です

実際にはもう少し複雑な工程があるのですが、ほぼこの計算式で総得点の高い者から合格になると考えてよいです
千葉県の公立上位校は学力試験の比率が内申の3.5倍以上という 学力重視の入試 なのです

前期選抜では内申を0.4倍(54点満点)にする千葉東や、0.5倍(67.5点満点)にする県船橋など
さらに内申比率の低い高校もあります

少し前に進学コラムに「得点開示情報〜内申分布〜」を載せました
これを見ても上位校では満点近い内申点を持っていても不合格になることがわかるでしょう


定期試験前だから「受験勉強を一時休止しよう」とか「塾を休んで試験勉強しよう」とか考えている人はいませんか
内申と入試の1点は同じなので、そこまでして内申を2点3点上げても入試で計算を1つミスすれば水の泡です
数学の計算問題は1問5点ですから、内申の2点や3点など簡単に吹き飛んでしまうのです

しかも、内申点の計算は1学年45点満点×3年ですから、中3になった段階ですでに90点分は確定しています
中3生が努力でどうにかできる内申点はわずか45点しか残っていないのです
45点とは学力試験500点の10分の1以下です

千葉県の公立上位校受験生にとって、受験勉強は定期試験勉強の10倍以上重要だということです

したがって、公立上位校を目指す中3生は定期試験対策に力を入れすぎてはいけません
たとえ試験前であっても受験勉強をゼロにすべきではないのです
ましてや塾を休むなどということはあってはならないことです
(私の塾では定期試験を理由に休むことを禁止しています)

現在の絶対評価による評価方法ではクラスで5〜6番でも 5 をもらえたりします
こういう評価方法では「クラスで1番を目指す勉強」は得策ではありません
たとえ1番になっても、それはその場限りの栄光に過ぎないのです

「定期試験はクラス1番だったのに、どうして○○高校なの」 と言われるほうが嫌ではありませんか
「1番を目指す勉強」を「5番でもよい勉強」に変えれば、試験前でも受験勉強の時間を確保できるでしょう

受験生は「○○があったから、今日は受験勉強ができなかった」と言い出すと合格がどんどん遠ざかっていきます
限られた持ち時間の中で、工夫して勉強時間を確保した人が合格を手にすることができるのです

中3最初の定期試験は「受験勉強の進む方向」を決定づける分かれ道です
上手に計画して乗り切りましょう


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2016年05月08日

2016年度 4時限目「会場模試で実力を把握」

こんにちは、さくらです

飛び石のGWが終わりました、計画どおりの勉強はできたでしょうか
GWはミニ天王山と書いたように、GWの結果を 本当の天王山=夏休み に生かしましょう

計画どおり勉強できた人は、夏休みはもう1段階負荷をかけてもよいでしょう
勉強しすぎて困るということはありません
もっとできるなら計画に上乗せしましょう

計画どおりいかなかった人は、自分の処理能力を見誤っているかもしれません
うまくいかなかった原因を考えて、夏休みの学習計画を加減してください
ただし勉強量を減らせば、その分、確実に合格が遠ざかります
量を減らさないですむよう、やり方を工夫するなどして自分自身のコントロール方法を見つけていきましょう


さて、今回は6月に本格的に始まる会場模試についてお話しします

大手進学塾に通っている人は塾内の試験で実力を客観的に知ることができます
しかし、1人で受験勉強を進めている人には実力を知る機会がほとんどありません
(中学校で実施する実力試験は先生のための資料であり、生徒へのデータ提供は少ないのが普通です)

模擬試験を受験しなければ、中学校の成績だけで実力を判断することになるでしょう
中学校の成績は範囲テストと授業への参加度で決まりますから、それを入試での実力だと考えることはできません
中学校の成績だけで志望校を決めることはとても危険なことです

1人で受験勉強を進めている人はコンスタントに会場模試を受験して実力を把握していきましょう


ところで、模擬試験は時期によって役割が変わってきます

夏休み前の模試の目的は「実力の把握」です

自分の客観的な実力を知ることで、志望校選びに具体性が出てくるはずです
弱点としている単元も見つかるはずですから、夏休みに向けて課題を洗い出すことができるでしょう

夏は受験の天王山といいますが、実力もわからず具体的な目標もないまま勉強しても成果は期待できません
夏の勉強で成果を出すためには何をどのくらい頑張ればよいのか
模試の結果から勉強の方向性を明確にしておきましょう

その意味で夏休み前の模試は大変重要です、6月7月と複数回受験しておきたいものです


夏〜秋の模試は「努力目標」としての受験になります

受験とは模擬試験の判定で合格できそうな高校を受けることではありません
行きたい高校に向けて努力して、行きたい高校のレベルまで実力を高めて、行きたい高校を受けるのが受験です

とはいえ、受験勉強はつらく苦しいものです
短期的な目標がなければ途中でくじけてしまうかもしれません
1回ごとの模擬試験で手が届きそうな目標を決めて、そこに向けて頑張っていきましょう
そうした小さな積み重ねが大きな成果につながるはずです


10月以降の模試は「受験校を確定する材料」になります

中学校の三者面談は11月ごろにありますが、公立高校の願書提出は2月に入ってからです
三者面談だからと急いで受験校を確定する必要はありません
公立高校はどこを受けても入試問題は同じですから、すべき受験勉強も変わりありません
冬休みいっぱいまで目標に向けて努力を積み重ね、模試の推移を見ながら最終的な受験校を決めましょう


会場模試を受験する際に注意することは、できるだけメジャーな模試を受験することです
データの信憑性は受験者数によって決まります
公立上位校を志望しているのなら、公立上位校志望者が多く受験する模試であることも大切です

千葉県では進学研究会の「Vもぎ」や総進図書の「Sもぎ」を受験するとよいでしょう
最近はインターネットでの申し込みもできるので、とても便利になっています

会場模試で客観的な実力を知り、志望校合格には何をどのくらい実力アップすればよいのか把握しておきましょう

進学研究会と総進図書へのリンクをつけておきますので、参考にしてください
>>進学研究会
>>総進図書


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2016年02月10日

2015年度 23時限目「発表待ちの1週間」

こんにちは、さくらです
昨日と今日とで公立前期選抜が行われました
受験生のみなさん2日間お疲れ様でした

前期選抜の発表は17日です
私立では遅くとも2日後には発表がありましたから、「どうして公立は1週間もかかるんだろう」と思うかもしれません

実際には試験の処理は当日中に終わっているはずなので、やろうと思えば3日後くらいには発表できるでしょう
ところが現実はそうはなりません
それがお役所(公務員)の仕事なのです(大人の世界のお約束ですね)

この発表待ちの1週間は「あなた自身が試される」時間です

発表を待っている間も、あなたはまだ受験生です
17日に合格を手にするまでは後期選抜を受験する可能性があります
終わった試験のことは忘れて、後期選抜に向けて受験勉強を進めていかなくてはいけません

しかし、人は試験を受け終えただけで「終わった」と思うものです
本当に終わったかどうかは発表を見るまでわからないのに、「終わった」と思ってしまうものなのです
そして何となくそわそわして勉強が手につかなくなってしまうのです

昨日と今日の自分を振り返ってください
試験が終わって家に帰ってから、今までと同じように受験勉強をしましたか?
自己採点したら、気になって勉強どころじゃなくなったりしていませんでしたか?

今日の検査はすぐに終わったはずです
午後から夜までたっぷり勉強ができたでしょう

はじめにも書いたように、発表待ちのこの時間は「あなた自身が試される」時間です
不安と期待が入り交じった何ともいえない気持ち悪さの中で、後期に向けて努力を続けていかねばなりません
そのためには強い意志が必要です

あなたは今
気持ちに流されて行動してしまわないか
何をするのが最善かを考えて行動できるか
 を試されているのです

ここで頑張った人は、頑張らなかった人に大きく差をつけることができます
後期選抜までまだ19日もあります
19日といえば夏休みの半分ほどもあるのです
ここでの頑張りが後期の結果を大きく変えるといってよいでしょう

たとえ「不安な気持ち」や「期待する気持ち」があっても、とりあえず机に向かいましょう
そして、今までやってきた「いつもの勉強」を続けましょう

付け焼き刃の「出そうな問題」の対策などは上位校の受験生に必要ありません
中学校で学ぶすべてに出題される可能性があるのです
「何が出ても」「どこからかかって来られても(笑)」大丈夫な状態を目指しましょう
19日もあれば笑っちゃうほどたくさん勉強できます

発表まで1週間の勉強は志望校の合格が近づいてくるだけでなく、あなたを大きく成長させるはずです
まずは今すぐ机に向かいましょう
どんなに遅くとも29日には受験勉強から解放されるのですから


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posted by さくら at 23:54| Comment(0) | 受験生の心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする