2016年10月08日

2016年度 15時限目「受験校を確定する時期」

こんにちは、さくらです

先日、進学コラムで併願パターンについて書きました
中学校で三者面談が行われる秋は受験校を確定する時期です
ところで、この「確定する」という言葉には2つの意味があります

ひとつは、思い続けてきた志望校を「受験校に決める」こと
もうひとつは、思い続けてきた志望校を「あきらめる」ことです

夏休みに計画通りの勉強ができず、8月9月の模試で思うような結果を出せなかった人
夏休み明けに学習意欲を無くして、9月10月の模試に伸びを欠いてしまった人
そういう人は中学校で志望校を出すよう言われると悩んでしまうことでしょう

今の志望校のままでよいのか?・・・と

そういうあなたに、私がアドバイスすることはひとつだけです

今は志望を変える時ではありません、絶対に志望を下げてはいけません!!

えっ、だって最初に「秋は受験校を確定する時期です」と書いてたじゃない、と思うかもしれません

この時期に受験校を確定するのは中学校側の勝手な都合です
千葉県では12月中旬に私立の入試相談があり、それまでに全員の受験校を確定する必要があります
その確認のために11月に三者面談が行われるのです

しかし、ここで確定しなければいけないのは「入試相談のある私立校」だけです
公立はもちろん、私立でも相談のない上位校は確定する必要はありません

公立高校を第一志望にしている場合、秋に志望を下げると確実に実力も下がります

人間とは弱いものです
志望を下げて合格の可能性が増せば、安心して勉強の手がゆるむのです
公立入試までまだ4か月以上もありますから、ここからの勉強のゆるみは大幅な実力低下を生みます

その結果、「志望を下げた学校」相当の実力になっていきます
最悪の場合、志望を下げたにもかかわらず不合格になるということも起きます
今までそういう生徒を何人も見てきました

志望を下げるのはいつでもできます
公立高校の願書提出は2月はじめですから、急いで秋に志望を決める必要はないのです
少なくとも冬休みいっぱいまではできる限りの努力をしてみましょう
公立高校はどこを受けても入試問題は同じですから、志望校がどこでも勉強する内容に変わりはありません

ただし、あなたの志望校が今の実力より2ランク以上高い場合は、そろそろ現実的な志望校を考えましょう
すでに受験の天王山は終わり、飛躍的に実力を伸ばすことが可能な時期は過ぎています
高すぎる志望は「どうせ無理だろう」とモチベーションの低下を生んでしまいます

「志望を下げたがる人」も「志望が高すぎる人」も幸せになることはできません
幸せになれる人は目標に向けて着実に努力を続けられる人だけです


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2016年09月23日

2016年度 14時限目「この時期に気にしておくべきこと」

こんにちは、さくらです

前回は高校受験まで残り半年間の勉強について、大まかな流れを説明しました
今回はこの時期に気にしておくべきことを2つお伝えします


「模擬試験を毎月受験しよう」

1人で勉強している人は自分のペースで勉強するので、独りよがりな勉強になりがちです
独りよがりな勉強は教科・分野の偏りや学習量不足を招きます
公立上位校ではまんべんなく得点することを求められますから、特定の教科・分野に穴があれば命取りです
(実際には得点しやすい教科、しにくい教科はありますが)

そこで毎月、模擬試験を受験して定期的に実力をチェックしていきましょう
客観的な実力をつかんでいれば、自信も危機感も生まれてきます

模擬試験の結果から弱点の発見もできるでしょう
ただし残り時間を考えると、苦手教科の問題集を丸ごと解いている余裕はありません
見つかった弱点分野に絞って短時間で修復し、少しずつ穴を減らしていきましょう

その意味では、試験が返却されてから何日もかけて解き直しをするのは好ましくありません
できるだけ当日中に自己採点し、返却される前に解き直しや弱点分野の演習を済ませてしまいましょう
すぐに解き直せば、問題文の内容も鮮明に覚えているので解き直しの能率も高まります
模試の後処理はさっさと済ませて、早めにいつもの勉強ペースに戻りましょう

模擬試験で気をつけたいのは、志望校の判定に一喜一憂しないこと
その判定はその試験に限っての判定であり、試験は「たまたまできたり、できなかったり」するものです
今の実力で行ける学校を教えてくれるものではなく、今後の勉強の指針を示してくれるものだと考えましょう


「言い訳をしない、逃げ道を作らない」

「習っていないから」「文化祭や体育祭の準備で時間がなかったから」「学校の試験前だから」・・・
模擬試験や過去問で実力が数値になって表れてくるこの時期は、言い訳をしたくなる時期でもあります

習っていなくても試験に出れば解かなくてはなりません
入試本番では「なんとかすること」を求められるのです

そもそも、なぜ「習っていないこと」が存在するのでしょう
それは勉強不足であることの証しではありませんか
中3の秋だというのに「知らない」ということは「恥ずべきこと」だと思いましょう
(ただし10月くらいまでは未習分野があってもOKです、先取りは早ければいいというわけでもありません)

学校行事や定期試験があっても最低限の受験勉強はやる必要があります
そのために、自分の中で最低限「これだけはやる」ということを決めておきましょう
5分10分の積み重ねでも、半年の間には大きな力となるはずです
寝る前に「今日はこれで寝てしまって大丈夫なのか」自問自答しましょう

言い訳をしても、すべきことが免除されるわけではありません
ただ志望校合格が遠ざかるだけです
言い訳が多い生徒は確実に不合格になります
(そんな生徒を今まで何十人も見てきています)

言い訳をして逃げ道を作るのはやめましょう
逃げた先にあるのは後悔だけです


9月も下旬に入りました
学校も普通のペースになってきているはずです

先取り学習とTel帳は計画通り進んでいますか
学校から帰って、夕方にテレビを見てしまったりしていませんか

ここで手をゆるめては夏の頑張りが水の泡です
自分を奮い立たせて、前へ前へと進みましょう


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2016年09月08日

2016年度 13時限目「残り半年間の勉強」

こんにちは、さくらです
夏休みが終わり1週間が経ちました
学校に通いながら受験勉強を進める生活にも慣れてきたでしょうか

さて、いよいよ入試問題に取り組む秋がやって来ます
本当に「受験勉強」と呼べる勉強はここからです
今回は残り半年間の勉強について、大きな流れを確認したいと思います

高校入試までの半年間には次の3つの時期があります

1.1学期から続く「先取り学習」の時期
2.先取りを終了して「過去問研究」の時期
3.入試直前から入試期間の時期

それぞれの時期で勉強する内容が異なってきます
いつまでに何をすべきなのか、しっかり頭に入れておきましょう


1.先取り学習の時期(〜10月)

秋は入試問題に取り組む時期だと書きました
そのためには未習事項をなくさなければなりません
「習ってないからできない」というのは言い訳にはならないのです
10月いっぱいを目安に中学内容の先取りを終了できるように頑張りましょう

あせる必要はありません
公立上位校志望で併願校が県内私立だけなら、過去問研究は2か月あれば十分です

既習範囲の弱点分野は引き続きTel帳を進めながら対処していきましょう
残り時間を考えると、苦手科目や弱点分野を片端から訓練し直すことは得策ではありません
入試までTel帳で見つけしだい対処するという形で進めていきましょう
(ただし弱点克服を頑張りすぎないように、Tel帳は進むことが最優先です)

Tel帳は冬休みまでに1回目が終了するように進めていけばOKです
ただし、過去問を始めるとTel帳に回せる時間が激減するので9月10月にガンガン進めましょう
先取り学習を終える頃に2・3教科が終わっていると安心です

1回目が終わったら、2回目以降は間違えた問題を中心に問題集として解いていきましょう
テスト形式ではなく、普通の問題集としてどんどん解いてよいということです
入試までに3回転できれば相当な効果が期待できるはずです


2.過去問研究の時期(11月、12月)

先取り学習が終了したら、志望校の過去問(過去の入試問題)に取りかかりましょう

過去問は先取りが終わる前に取りかからないようにしてください
未習事項があっては「知らないからできない」のか「実力が足りないからできない」のか判断できないからです
過去問はふつう6〜8回分くらいしか収録されていないので、貴重な1回分がムダになってしまいます

ただし、私立の出題レベルを知るために1・2回分を解いてみるのはOKです
特に私立1番手校は高校レベルの出題も多いので、早めにレベルを知って早めの対策につなげていきましょう

また、私立は問題が学校ごとに違いますから、問題との相性が出ることがあります
例えば、県船橋志望で併願校には昭和秀英をと考えていたけれど、問題を解いてみたら意外と苦戦して
試しに市川の問題も解いてみたら、こっちのほうが解きやすかったなんてことも起こりえます
問題の様子を知るために早い時期に1・2回分だけ解いてみることは、志望校選択の手助けになるでしょう

過去問の実施方法については10月に入ってから詳しく書きたいと思います。


3.入試直前から入試期間の時期(冬休み〜)

過去問に要する時間は受験する学校数によって異なってきます
公立+私立併願校1校という受験のしかたならば過去問はすぐに終わってしまうでしょう
逆に私立併願校が他都県含め4校以上ある場合は冬休みにかかってしまうかもしれません

時期に個人差はあると思いますが、冬休み前後には過去問にメドをつけ調整期間に入りましょう

千葉県では冬休みが終わると10日で私立入試が始まります
1月17日〜  私立 前期選抜
2月5日〜   私立 後期選抜
2月13・14日  公立 前期選抜
3月1日    公立 後期選抜
1月半ばから3月初めまで、40日以上にわたって入試期間が延々と続きます

長丁場だけに、入試が始まると体力と精神力の戦いになってきます
したがって、この時期は「体調が第1」「勉強は第2」になります

受験勉強は「実力をアップさせる」というより、「実力を100%発揮できる」ための勉強になります
具体的には、使い慣れた問題集で典型(パターン)問題を中心に再確認していく作業になります
もちろんこの時期にもTel帳は使えます(この時期に3回目になっているとgoodです)


3つの時期について、大まかな流れは頭に入ったでしょうか

当面の勉強は夏休みの続きになると思います
しかし、学校が始まっているわけですから自主学習の時間は激減しているでしょう
夕食前の時間などを有効活用できないと、なかなか勉強が進まないことになります

まずは、先取り学習とTel帳について簡単な実施計画を立ててみるとよいでしょう


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2016年08月25日

2016年度 12時限目「夏のしめくくり方」

こんにちは、さくらです

夏休みも残り1週間を切りました
そろそろ「夏のしめくくり方」を考えておきましょう

10時限目「夏休みの学習計画」でも書きましたが、夏休みの勉強は中身も大事ですが達成感も大切です
夏休みの達成感が秋以降の自信と希望につながります

達成感を持つためには「やり遂げたもの」がなくてはなりません
絶対にやり遂げたいものを中心に、必要ならば学習計画を修正しましょう

夏休みが終わっても、9月中はまだゆとりがあるものです
秋に回してもよいものは一旦ストップして、夏休み中にやっておきたいものに集中しましょう

Tel帳をやっているなら、メドがつきそうな教科だけに絞るとよいでしょう
5教科どれも途中半端で終わるより、1・2教科だけでも計画を完遂できたほうが達成感が持てます

Tel帳に追われて先取り学習が滞っている人は先取りに集中しましょう
先取りが終わらないと、秋から過去問研究に入ることができません

もうひとつ、学校の宿題は終わっていますか
受験勉強が大変だからと学校の宿題が終わらないようでは中学生として失格です
学校の指示が守れない者に高校生になる資格はありません
まだの人は最優先で取り組みましょう

ここまで勉強が計画通り進んでいても、いなくても、夏休みの勉強を一旦見つめ直してみましょう
そして、計画を修正したら必ず完遂しましょう
計画を減らしたのに「できなかった」では、達成感どころか敗北感が残ってしまいます


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2016年07月31日

2016年度 11時限目「夏休みの学習は順調か」

こんにちは、さくらです

夏休みに入って10日が過ぎました
計画した勉強の4分の1は終わっているでしょうか

長い夏休みの中で能率よく勉強がこなせるのは最初と最後です
受験生だって人間ですから、お盆の頃には中だるみの時期もやってきます
計画通りこなすためには現段階で4分の1でもまだ足りないかもしれません

夏休みはいうまでもなく受験の天王山です
ここでの学習量が秋以降の模試の成績を左右し、最終的な受験校決定に大きく関わってきます

今この瞬間の勉強があなたの進学先を決定するのです

毎日毎日が勝負です
なんとなく勉強してるような、していないような、ではダメです!
順調に進んでいない人は大いに反省し、今日から新たな気持ちで頑張りましょう

毎日寝る前に「これで寝てもよいのか」自問自答してください
今日は十分に勉強したと思ったら、その上でさらに1問解いて寝れば完璧です

高校受験の夏は2度とやって来ません
今までの人生で最も勉強した夏にしましょう

この期に及んで「何をしたらよいかわからない」という人は、ひたすらTel帳を解きまくってください
Tel帳は解き進めることで効果の出る教材です、やったぶんだけ力になるはずです


旺文社 2017年受験用「全国高校入試問題正解」






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