2016年03月21日

2016年度 1時限目 「春休みから受験生になろう」

こんにちは、さくら進学クリニックのさくらです

このブログは千葉県の公立上位高校受験生に情報提供するサイト「さくら進学クリニック」の1コーナーです
web進学塾という名前のとおり、webを通じて進学塾のサービスを提供していきます
とはいっても、webですから実際の塾とは少し違いがあります

塾なのに勉強は教えません
そのかわり進学塾ならではの学習アドバイスを時期に応じて発信していきます
さくら進学クリニックの1コーナーですから、時期や内容は千葉県の公立上位高校受験に合わせています
ただ、どこの県でも公立の問題は教科書をベースに作られているので、千葉以外の方にも参考になると思います

webですから授業料はいただきません
高校受験はほとんどの人が経験する関門です
だからこそ、余計なお金を使わずに志望校合格を目指したいものです

もちろん勉強に必要な参考書や問題集を買わないわけにはいきません
状況によっては通信添削や塾に通うことをすすめる場合もあります
それでも、そういう出費を最小限に抑えられるようアドバイスしていきます

受験までの1年間、よろしくお願いいたします


さて、2017年の千葉県公立前期選抜は2月13・14日です
公立入試まで残り1年どころか11か月も切っています

ぼやぼやしていたら受験勉強の時間はどんどんなくなります
この春休みから受験生としての勉強を始めましょう

とはいえ、初めての受験勉強で困るのは「いつまでに何をすればよいのか」わからないことです

勉強するのは当然だとしても、いつ、どんな教材を使って、どういう形で勉強したらよいのか
苦手科目はいつ克服するのか、過去の入試問題にはいつから取り組むのか、見当がつかないかもしれません

そこで受験までの1年間をさかのぼって考えてみましょう
受験から逆算していくことで、今やるべきことが見えてくるはずです

千葉県の高校入試は1月中旬〜2月上旬に私立入試が、2月中旬〜2月末に公立入試があります
冬休みが終わると10日ほどで私立入試が始まってしまうので、冬休みは入試直前の最終調整期間になります

冬休みに最終調整に入るためには、冬休み前までに受験校の過去問研究を終えていなければなりません

過去問研究にはかなりの時間を必要とします
過去問題集はだいたい5〜10年分の問題が掲載されています
6年分載っていたとしても、公立だけで5教科×6年=30の試験問題をこなすことになります
1日1つずつ実施したら1か月かかる計算です(実際には休日に1年分まとめて進めたりすると思います)
もちろん、実施して終わりではなく、間違えた問題の解き直しや2回目の実施なども必要になってきます

千葉県北西部(都市部)の上位校を目指す受験生で、公立1校しか受験しない人はほとんどいないでしょう
私立も含め2校3校と受験すれば、そのぶん時間がかかることになります
そう考えると、過去問は遅くとも11月には取り掛からなければなりません

未習事項があっては過去問に取り組めないので、10月末には中学内容を終えなければならないことになります

ここまでくると目標が見えてきましたね
10月末を目標に中学校の先取り学習を始めましょう

と書くのは簡単ですが、実際に10月末までに中学内容を先取りしていくのは大変なことです
特に部活動がハードな人は1学期中は思うように進められないかもしれません
そこで勉強の優先順位を知っておきましょう

上に書いたように、10月末までに中学内容を終えるのは過去問に取り組むためです
過去問に取り組む際に未習事項があると特に困るのは数学と英語です

数学は入試で出題される内容の大半が中3内容です
「因数分解」「平方根」「2次方程式」などの計算はもちろん
「2次関数」「相似」「円」「三平方の定理」などで未習事項があると問題の根幹が理解できません

英語も中3内容に未習部分があると長文を読み進めることが困難になります
入試問題は長文読解が中心なので、これが読めなくては過去問に取り組む意味がありません

したがって、部活などで時間が取れない人は数学と英語だけでも先取りをしましょう

次に取り組みたいのは社会です
中3で学ぶ公民は地理や歴史に比べ、とらえるべき流れが少なく単純暗記の部分が多いのが特徴です
単純暗記であれば「とにかく覚える」ことで力をつけられるので短時間で効果を出すことができます
少なくとも理科よりは時間がかからないでしょう

理科は「運動とエネルギー」「イオン」「天体」など教えてもらわないと理解しにくい単元が中3に集中しています
そこで、暗記中心の単元(生物分野)から進めていくとよいでしょう
教えてもらわないと理解しにくい単元は確認だけしておいて、学校の授業で補完しましょう
あらかじめ「この単元は理解しにくいぞ」とわかっているだけでも、自分でやっておく価値があります

国語は1年間で成果を出すのは容易ではない教科です
これは後日、別枠でお話ししたいと思います


先取り学習は教科書や参考書で内容を理解して問題集で練習していきましょう
(教科書は中3にならないと手に入らないところが難点ですが)

参考書と問題集は同じシリーズで揃えると使いやすいでしょう
学研の「ニューコース」シリーズや、文英堂の「シグマベスト くわしい」シリーズなどが定番です

学習の目的は中学内容の先取りですから、難しい問題を解く必要はありません
教科書レベルの習得ができれば十分です
難問を解くヒマがあったら、どんどん先に進んでさっさと中学内容を終えてしまいましょう
ただし、やっていくそばから忘れていっては意味がないので、定着のための練習量だけは十分に確保してください

問題集のかわりに学校で配布されるワークでもかまいませんが
上位校を目指す生徒にとっては、ワークだけでは問題演習量が不足するかもしれません

1学期の家庭学習は受験勉強の 習慣化 も大きな目的のひとつです
習慣化のためには、日々の勉強内容はあまり難しすぎないほうが好ましいです
問題が難しいと、なかなか先へ進めずに気が滅入ってきて習慣をつけにくくなってしまうからです

習慣化という言葉は受験生にとって最も重要なキーワードです
今後も出てきますので気にしておいて下さい
(受験勉強は「やる気ではなく習慣だ」というのが私の考えです)

まずは、春休みから先取り学習を始めましょう
春休み中に1〜2か月ぶん先に進んでおくと、4月以降の受験勉強が楽になります
頑張ってください


参考書や問題集を通販で購入したい人のために、中3数学のリンクだけつけておきます

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2016年02月19日

2015年度 24時限目「残り10日間の勉強」

こんにちは、さくらです

公立後期選抜まで10日となりました
泣いても、笑っても、受験勉強は残り10日間です
今回は最後の10日間の勉強について書きたいと思います

最後の10日間といっても特別な勉強をするわけではありません
今までもずっと公立に向けた勉強をしてきたはずです
その勉強を入試前日まで(当日の朝まで)継続していけばよいのです

いつものように起きて
いつものように学校に行って
いつものようにTel帳を解いて
いつものように寝ましょう

このweb進学塾ではずっと「Tel帳を繰り返し解きましょう」と書いてきました
繰り返しこそが公立上位校合格への最良の対策です

「どこまでやった」とか、「何回やった」とかが大事なのではなく、「頭に入っているか」が大事です
理科や社会はどの県の問題をやっても90点以上取れるようになっているでしょうか
Tel帳とワークは最後の最後まで使ってください

もちろん、計算、一行問題、漢字など、毎日の練習も今まで通り続けていきましょう

後期選抜までにやっておきたいことは時間配分の確認です
後期は前期より10分少ない40分の試験です
前期より問題数も少なくなっていますが、10分少ないというのは想像よりも短く感じられます

また、問題数が少ないぶん1問の配点が高く、ミスが命取りになります
見直しの時間も取れるような時間配分を心がけましょう

入試当日の朝まで実力アップを図ることは可能です
最後の最後まで、あきらめずに頑張ってください
皆さんの健闘をお祈りしています

2016年入試に向けた「さくらweb進学塾」も今回が最後の講義になります
以降、伝えたいことは「進学コラム」に書きますので、そちらを見てください
いままで講義におつきあいいただき、ありがとうございました


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2016年02月10日

2015年度 23時限目「発表待ちの1週間」

こんにちは、さくらです
昨日と今日とで公立前期選抜が行われました
受験生のみなさん2日間お疲れ様でした

前期選抜の発表は17日です
私立では遅くとも2日後には発表がありましたから、「どうして公立は1週間もかかるんだろう」と思うかもしれません

実際には試験の処理は当日中に終わっているはずなので、やろうと思えば3日後くらいには発表できるでしょう
ところが現実はそうはなりません
それがお役所(公務員)の仕事なのです(大人の世界のお約束ですね)

この発表待ちの1週間は「あなた自身が試される」時間です

発表を待っている間も、あなたはまだ受験生です
17日に合格を手にするまでは後期選抜を受験する可能性があります
終わった試験のことは忘れて、後期選抜に向けて受験勉強を進めていかなくてはいけません

しかし、人は試験を受け終えただけで「終わった」と思うものです
本当に終わったかどうかは発表を見るまでわからないのに、「終わった」と思ってしまうものなのです
そして何となくそわそわして勉強が手につかなくなってしまうのです

昨日と今日の自分を振り返ってください
試験が終わって家に帰ってから、今までと同じように受験勉強をしましたか?
自己採点したら、気になって勉強どころじゃなくなったりしていませんでしたか?

今日の検査はすぐに終わったはずです
午後から夜までたっぷり勉強ができたでしょう

はじめにも書いたように、発表待ちのこの時間は「あなた自身が試される」時間です
不安と期待が入り交じった何ともいえない気持ち悪さの中で、後期に向けて努力を続けていかねばなりません
そのためには強い意志が必要です

あなたは今
気持ちに流されて行動してしまわないか
何をするのが最善かを考えて行動できるか
 を試されているのです

ここで頑張った人は、頑張らなかった人に大きく差をつけることができます
後期選抜までまだ19日もあります
19日といえば夏休みの半分ほどもあるのです
ここでの頑張りが後期の結果を大きく変えるといってよいでしょう

たとえ「不安な気持ち」や「期待する気持ち」があっても、とりあえず机に向かいましょう
そして、今までやってきた「いつもの勉強」を続けましょう

付け焼き刃の「出そうな問題」の対策などは上位校の受験生に必要ありません
中学校で学ぶすべてに出題される可能性があるのです
「何が出ても」「どこからかかって来られても(笑)」大丈夫な状態を目指しましょう
19日もあれば笑っちゃうほどたくさん勉強できます

発表まで1週間の勉強は志望校の合格が近づいてくるだけでなく、あなたを大きく成長させるはずです
まずは今すぐ机に向かいましょう
どんなに遅くとも29日には受験勉強から解放されるのですから


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2016年02月04日

2015年度 22時限目「公立前期選抜に向けて」

こんにちは、さくらです
公立前期選抜まで残り1週間を切りました

公立入試直前のこの時期、くれぐれも新しい勉強に手を出さないようにしてください
まわりの人が新たな勉強法をアドバイスしてきても気にしないこと
それは、まわりの人が自分の不安を解消するために見つけてきた方法です
(受験生だけでなくまわりも不安なのです・・・人は不安になると簡単な解決法を求めてしまうのです)

今まで通りの勉強を入試当日まで続けていくこと、それが最良の対策です

ところで、千葉県の公立入試は国語、数学、英語、理科、社会の順に試験が行われます
公立入試ではこの順番に落とし穴があります

1・2時間目の国語と数学はその場で問題を読んで考える思考系教科です
思考系教科はそのときの状況で出来不出来の差が出やすく、実力があっても大きく失点することがあります
読解問題に手こずって作文の時間が足りなくなったり
計算ミスで(1)を落としたら(2)以降も全滅になったりと、想定外な出来事が起こりえます

最初の2時間で想定外の失点があると、当然ながら3時間目以降の試験に心理的な影響が及びます
公立入試は実力が伯仲した受験生の勝負ですから、ちょっとした心理の変化で合否が動いてしまいます

3〜5時間目はこのweb進学塾で何度も重要性を解いてきた暗記系教科です
十分に訓練ができていれば、国語と数学の失点を十分取り返すことができるでしょう
しかし気持ちが焦っていれば、長文を十分に読み込めなかったり、実験データを読み間違えたりするかもしれません

1・2時間目の国語と数学では思わぬ失点があるものだと想定しておきましょう

国語と数学で150点(75点平均)しか取れなくても、残り3教科で290点取れば県千葉にも合格できます
(あくまで私の主観ですが、国語、数学で85点取るより、英語、理科、社会で95点取るほうが楽でしょう)

そして試験が終わったら、まわりが話している試験の内容について聞かないようにしましょう
友達と席が並んでいても終わった試験のことは話さないこと
終わった試験について何を話しても得点が増えるわけではありません
ミスに気づいてプレッシャーになるくらいなら、気づかないままのほうがよいに決まっています

「つまらないことで実力を出せなかった」なんてことのないよう、心がけておきましょう
9日10日の公立前期選抜、しっかり頑張って来てください


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posted by さくら at 02:49| Comment(0) | 受験生の心得 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月23日

2015年度 21時限目「私立前期選抜後の公立対策」

こんにちは、さくらです
県内私立前期選抜が終了し、後期選抜までしばし小休止です

このあと、
2月5日から  私立後期選抜
2月9・10日  公立前期選抜
2月29日    公立後期選抜  と続きます

公立高校が第一志望の場合
私立後期まで私立対策に終始してしまうと、その直後にやって来る公立前期の対策が手薄になってしまいます
理社によほど自信がある人以外は、私立後期を受験する場合でも並行して公立対策を進める必要があるでしょう
そこで今回は、公立上位校を目指す人のための「私立前期選抜後の公立対策」についてお話しします


千葉県公立高校の共通問題は、上位校を目指す生徒ならば
80点までは比較的容易に取れるものの、90点以上はなかなか難しい難易度設定になっています

特に国語と数学は90点以上の得点者の割合が非常に小さく、高得点を取るのは容易ではありません
しかも、その場で考える思考系教科であるため
当日の出来次第の要素が大きく、得意であったとしても90点以上を確実に取るのは難しい状況です
(詳しくは、進学コラム「401〜404.公立入試の教科別特徴」にまとめています)

それに比べると、暗記系教科である英語・社会・理科は準備さえ十分であれば90点以上を狙っていけます

千葉県の共通問題で最も高得点が可能な教科は英語です
上位私立校対策をしてきた生徒ならば、今まで通りの勉強で十分に高得点が可能でしょう

社会も高得点しやすい教科です
ただし、社会はほぼ100%暗記の科目ですから、高得点のためにはそれなりの学習量が必要になります
ここ数年は「全部できた場合に得点を与える」「漢字○字指定」など出題方法がいやらしくなっているので
大雑把な勉強ではなかなか90点以上にはたどり着けません

また、参考書や問題集に載っているような「よく出る問題」だけでは90点以上を取ることはできません
90点以上を狙うなら「あまり出ない問題」でも得点する必要があります
入試問題は教科書をもとに作られているので、教科書をすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしましょう

理科は計算問題など思考系の問題も含まれるので、問題次第では高得点が難しい場合もある教科です
そんな中でも、やはりポイントになるのは知識問題の出来です
思考力が必要な問題は難易度が高いものも多く、時間もそれなりに必要になります
知識問題を短時間でクリアできれば、思考問題にじっくり取り組むことができるでしょう

理科も社会と同様に「よく出る問題」だけでは高得点を取ることはできません
やはり、教科書に載っていることはすべて頭に入れるつもりで知識のチェックをしていきましょう

とはいえ、だらだら教科書を読んでいては非常に能率の悪い勉強になってしまいます
そこで、中学校で配布された教科書ワークを使って問題形式で確認していきましょう
教科書ワークは公立上位校を目指す受験生の最終チェックに大変有効です
(しかも学校で配布されているのですから、新たにお金もかかりません)

知識の確認が目的ですから、思考問題はパスしてかまいません
思考問題は引き続きTel帳で演習していきましょう

理科、社会とも中学の全範囲を終わらせないと意味がないので、計画を立てて確実にこなしていくようにしましょう
1日で10ページ、20ページとガンガンこなしていかないととても終わりません
目的をしっかり理解して要領よく取り組んでください
特に、記憶が消えていそうな「中1の内容」は、しっかり見直しておきましょう

公立前期まで残り半月あまりです
ここが最後の頑張りどころだと思って、めいっぱい勉強に励んでください


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posted by さくら at 02:47| Comment(0) | 学習指示 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする